中国漁船が水産庁職員“連れ去り” 逃走し漁続ける[2018/12/27 11:54]

https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000144056.html

 鹿児島県の沖合で違法操業の疑いがある中国漁船が立ち入り検査した水産庁の職員12人を乗せたまま半日以上、逃走していたことが分かりました。

 水産庁は先月5日、鹿児島県沖のEEZ(排他的経済水域)で違法な底引き網漁をしている疑いのある中国漁船2隻を発見し、立ち入り検査のために取締船「白萩丸」から職員12人が乗り込みました。職員は停船して検査に応じるよう求めましたが、中国漁船は命令に反して職員を乗せたまま半日以上、逃走して漁を続けたということです。連れ去られた職員にけがはありませんでした。
 菅官房長官:「本件は悪質な事案であり、中国に対し、外交ルートを通じ、申し入れを行っている」