モンゴル出身で西前頭14枚目の千代翔馬(27)=九重=が26日、同じモンゴル出身のエンフムルン・ブルテ夫人(28)と25日に東京都内のモンゴル大使館で結婚したことを明かした。
ブルテ夫人はモンゴル国立大を卒業後に東京外大で日本語を学び、英語とロシア語もできる身長175センチの長身美人。幕下だった2014年8月に留学中のブルテ夫人と出会い、「この人しかいないと思った。優しくて頭がいい。今まで出会った中で、こんなにしっかりした人はいない」とすぐに連絡先を交換したという。
日本で会ったのはその1回だけだったが、15年にブルテ夫人が帰国して現地の「モンゴル・日本人材開発センター」に就職してからも連絡を取り合い、16年夏から交際がスタートしていた。
相撲ではまだない金星を、一足早く私生活で獲得。「家族を支えて守っていきたい。もっともっとやる気が出る。まだ幕内で2桁勝ったことがないから2桁勝つこと、三賞をもらうこと、三役を目標に頑張る」と奮起を誓っていた。 (岸本隆)