12月27日

9時台の企画 聴覚情報処理障害

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「音は聞こえているのに、言っていることがわからない」。そんな「聴覚情報処理障害」という症状をもつ人がたくさんいることがわかってきました。人間の耳には周囲の雑多な音の中から、必要な音だけを選び取るという機能がついていますが、「聴覚情報処理障害」の人にはそれが難しいのです。

チェックポイント

接するときの工夫

症状のある人に、周囲はどう接したらいいのか、小渕さんに教えていただきました。合図というのは、相手が聞く準備ができるように「あのさ」「ねぇ」などと切り出すことも有効です。重要なことはメモやメールなど文字で伝えると、間違いが減ります。

医療機関

小渕さんと連携するなど、聴覚情報処理障害の診療に取り組んでいる医療機関は、以下のような病院があります。まだ数が少ないですが、徐々に増えつつあります。

  • 札幌医科大学付属病院 耳鼻咽喉科(北海道)
    電話:011-611-2111
  • 東北大学病院 耳鼻咽喉・頭頸部外科(宮城)
    電話:022-717-7000
  • 国際医療福祉大学クリニック(栃木)
    電話:0287-24-1001
  • 東京都済生会中央病院 耳鼻咽喉科(東京)
    電話:03-3451-8211
  • 関西医科大学付属病院 耳鼻咽喉科(大阪)
    電話:072-804ー0101
  • 大阪市立大学医学部付属病院 耳鼻いんこう科(大阪)
    電話:06-6645-2121
  • 県立広島病院 小児感覚器科(広島)
    電話:082-254-1818
  • 九州大学病院 耳鼻咽喉科(福岡県)
    電話:092-641-1151

など

聴覚情報処理障害の当事者の会もあります。
ホームページ:https://apd-peer.jimdofree.com/

専門家ゲスト:小渕千絵さん(言語聴覚士、国際医療福祉大学准教授)

ゲスト:馬場園梓さん、藤井隆さん

リポーター:森田洋平アナウンサー

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視聴者のみなさまへ

番組およびこのページは特定の製品・店舗を推奨するものではありません。製品・サービスの特性や使用上の制限、契約内容・条件などについては、各自におかれまして、メーカーや販売会社に十分ご確認ください。