不法移民らの収容施設で拘束の男児死亡 米
アメリカで不法移民らを収容する施設で拘束されていたグアテマラ人の男の子が体調を崩し、25日、死亡した。不法移民を巡っては、今月、拘束中の女の子が死亡したばかりで、不法移民に厳しい姿勢を貫くトランプ政権の対応に批判が強まる可能性もある。 アメリカの国境警備当局によると、死亡したのは、父親とともに収容施設で拘束されていたグアテマラ人の8歳の男の子。男の子は体調を崩しニューメキシコ州の病院に搬送されたが、その後、死亡した。 男の子はアメリカへの移住を求め、不法入国したとみられるが、移民集団「キャラバン」の参加者かはわかっていない。 不法移民を巡っては、今月、グアテマラ人の7歳の女の子が拘束中に死亡したばかりで、人権擁護団体は、「子供の拘束をやめるべきだ」と指摘。不法移民に厳しい姿勢を貫くトランプ政権の対応に批判が強まる可能性もある。
2018.12.26 10:33