【芸能・社会】米津玄師、「紅白」でTV初歌 故郷、徳島から生中継で「Lemon」2018年12月26日 紙面から
大注目を浴びる27歳のシンガー・ソングライター米津玄師(よねづ・けんし)が、大みそか放送の「第69回NHK紅白歌合戦」に白組として出場することが25日、分かった。所属レコード会社によると、地元・徳島からの生中継で代表曲「Lemon」を歌う。米津がテレビで生歌を届けるのは初となる。 三顧の礼が実った。米津はこれまでインタビューやVTR出演はあったものの、テレビ番組での歌唱および生出演は皆無。それでもNHKサイドは早い段階から米津にラブコールを送り続けてきた。 NHKの2020応援ソング「パプリカ」もプロデュースしており、同局としては絶対に口説き落としたい“恋人”だった。色よい返事がもらえずとも粘り強く出演交渉を続け、米津の故郷・徳島からの生中継を打診。その意図と熱意に米津は突き動かされた。 「Lemon」はCDセールスとダウンロード総数が200万を超えるなど、今年の年間ランキング1位の25冠を達成。ミュージックビデオも2億4000万再生を記録した。TBS系ドラマ「アンナチュラル」の主題歌として書き下ろした同曲は「亡くなった人を思う曲」をテーマに制作を始めた。 そのさなか、昨年12月に米津の祖父が他界した。あれから1年。祖父が生きていた徳島からの生中継を打診され、故郷で同曲を歌うことの意味を感じてマイクを持つことを決意した。当初は「目玉なし」と言われていた今年の紅白に、ようやく役者がそろった。 ◆27年ぶりサラ・ブライトマンも出場 YOSHIKIと共演英歌手のサラ・ブライトマン(58)=写真=が、27年ぶりに紅白に出演する。25日、NHKが発表した。白組として出場する「YOSHIKI feat. HYDE」のステージに登場し、YOSHIKIのピアノ演奏に乗せてコラボ曲「Miracle」を披露する予定だ。 サラがオペラ歌手役で出演した映画「REPO! レポ」(09年日本公開)の音楽プロデューサーをYOSHIKIが担当した縁で2人は交流を深め、今年11月12日に東京国際フォーラムで開催したYOSHIKIのクラシックコンサートにサラがゲスト出演していた。 また、HYDEとのステージにX JAPANのSUGIZOもギタリストとして加わることも発表された。
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