巨人・原辰徳監督(60)が25日、2軍と連動した危機管理ローテを導入する考えを示した。1軍の先発ローテーションを6人と想定し「例えばAという投手が投げる時に、ファームでBという投手を同じタイミングで投げさせておけば、仮にAがこけた場合『さあ、行こうじゃねえか』という風になるということ」と説明した。
1軍ローテ当落線上にいる投手と、1軍に最も近い投手を同時に投げさせることで、スムーズな入れ替えが可能となる。また、自身と同じタイミングで投げる2軍の投手は、生き残りへのライバルとなり、投手陣全体の活性化にもつながる。菅野、山口俊以外の4枠は「最初は競争です」と指揮官。戦いを盤石とするべく、隙のないローテを形成する。 (野畑圭司)