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2018年12月26日 紙面から
今年は134試合で4番を務めたビシエド(中森麻未撮影)
来季も頼む-。中日の与田剛新監督(53)が25日、主砲ダヤン・ビシエド内野手(29)を4番に固定する基本構想を明かした。今季はキャリアハイの数字を残し、首位打者と最多安打、ベストナインを獲得。来日4年目を迎える優良助っ人を大黒柱に据え、攻撃を組み立てる。
迷いはない。2番や3番…。近年の打順には多様な「最強説」がある。それでも、与田監督の基本方針がブレることはなかった。あくまで最強打者を据えるのは4番だ。
「1番、2番の出塁率や4番の長打力。理想を言えばキリがなくなる。でも、(打順を)1つ選ぶなら、一番大事なのは4番ですね」。考え抜けば、当然の結論に達する。打順の中で真ん中に位置するということは、攻撃の要を意味する。チームの勝敗を背負う4番に求められる役割は多く、重い。
「一発で流れを変えたり、走者を返す能力はもちろん、最悪のケースを避ける打撃も必要。(攻撃の)すべての部分で軸になってもらいたい」
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