281追い詰められていく近藤局長/緊急照会メールに回答なし
■私のブログ No.277で書きましたが、暴力事件3日後の1月24日に澤拓副局長が「【緊急】サンクへの暴力事件」という件名で、暴力男と私が写っている写真を添付して「教会員かどうか、至急照会願います」との照会メールを地区事務局長宛に送信しました。近藤局長はこの照会メールに対しての反応を以下のように述べました。□近藤局長:照会メールに対しては何ら情報も寄せられなかったものであり、「それら教会員はいません」との情報も寄せられていない。(準備書面3/10.31)
■そこで私は、照会メールに対して何の回答もないのはおかしいとして、以下のように批判しました。
□澤田地平:甲13号証の1の照会メールには「教会員かどうか、至急照会願います」と書いてあり、これは照会した結果の返事を求める書き方であり、受け手は必ず返事を返さなければなりません。各家庭教会で写真の男に心当たりがないということであれば、何の返事もしないでよいということにはなりません。まして、件名には「【緊急】」や「暴力事件」とあり、文面には「警察に被害届け」や「至急照会」という普通ではない文字が躍っているのですから、該当人物がいないのなら、いないという返事を出さないわけにはいかないはずです。
本部としても、何の返事もないのなら、現場は照会メールを見たのかということさえ把握できません。原告が「何ら情報も寄せられなかったものであり、『それら教会員はいません』との情報も寄せられていない」と主張するのは、もともと甲13号証の1の照会のメールなど出していないからです。やはり、甲13号証の1は偽造したものであると考えるべきです。(準備書面6/11.30)
■これに対して近藤局長は以下のように反論しました。
□近藤局長:被告地平は原告拓也の元に回答がないことをもって、偽メールなどと誤った主張をするが、これは、教会スタッフを経験したことのない者の一方的な思い込みでしかない。各教会担当者の立場に立って考えた場合、所属はしていても何年間も教会に来ていない信徒や、信徒の親族などで入会願書だけ出しているような者についてまで一々把握することは容易ではない。従って、現在教会に通ってきている信徒の中に該当者がいなかったとしても、「いません」との回答は慎重にせざるを得ないのである。
他方、教会側で把握している中に該当者がいることが判明したなら、直ちに「います」との回答があったはずである。従って、回答が無かったということは、少なくとも同時点で各教会が把握している信徒の中には該当者はいなかったということを意味するのである。(準備書面4/12.12)
■近藤局長は陳述書に以下のように書いています。
□近藤局長:被告地平は、男性①が家庭連合の人間であることは間違いないと述べています。しかし、本部では男性①のことを知ってる者はいませんし、古い先輩方も男性①については知りませんでした。更に、全国の教会に連絡して男性①に関する情報提供を呼びかけましたが、何ら情報も上がってきませんでした。従って、男性①は家庭連合の会員ではないというのが結論です。(陳述書5.14)
■私が問題にしているのは、全国291の家庭教会に対して照会メールを出しておきながら、本当に「いません」との回答が1通もなかったのですかということです。近藤局長は回答のない理由として、何年も来ていないメンバーや書類だけの把握できない会員がいるので、各教会担当者は「いません」との回答は慎重にせざるを得ないのであると述べています。これは本当でしょうか。教会の主要メンバーに聞いて、全員が知らないということになれば、普通はそれで該当者なしということになります。
近藤局長が「本部では男性①のことを知ってる者はいませんし、古い先輩方も男性①については知りませんでした」と自分でも述べている通りです。全国291の家庭教会全てが、会員の完全チェックが容易でないとの理由で、照会メールに対して何も回答しないということはあり得ません。本部からの照会メールに何の回答もなかったとすれば、それはそれで組織上の重大問題です。「照会メールに対しては何ら情報も寄せられなかった」と書いてしまったために、どこまでも言い逃れをしているだけです。近藤局長の1.5リットルの脳内で作られた常識外れの屁理屈です。
■言い逃れだと知った上で、反論するのも意味がないのですが、近藤局長が言うように、もし教会に何年も来ていないメンバーや書類だけの会員がいて、完全チェックが容易でないから現場からの回答が来ないのだというのなら、それで暴力男がいないとは言えず、教会に何年も来ていないか書類だけの会員の中に暴力男が含まれている可能性が残ります。
それを→【他方、教会側で把握している中に該当者がいることが判明したなら、直ちに「います」との回答があったはずである】の一文を挟むことで→【従って、回答が無かったということは】→【少なくとも同時点で各教会が把握している信徒の中には該当者はいなかったということを意味するのである】と展開し、回答がない理由を→【完全チェックが容易でない】ということから→【該当者がいない】ことへ切り替えています。
すなわち、近藤局長の屁理屈に従えば、照会メールへの回答がないということは、現場でのチェックが容易でないことを意味し、現場でのチェックが容易でないならば、暴力男が会員ではないと断定できないことになるはずです。ところが近藤局長の結論は「何ら情報も上がってきませんでした。従って、男性①は家庭連合の会員ではないというのが結論です」というように、真逆になっているのです。
■この照会メールの本文は以下です。
□澤拓副局長:各位 サンク澤田地平氏が「(添付写真の)男性から暴力を振るわれた」として「家庭連合の人間にちがいない」とブログに書いています。警察に被害届けも出しました。教会員かどうか、至急照会願います。総務局 澤田拝
■私はこのメール本文について準備書面6で以下にように述べました。
□澤田地平:この文章は受け手のことを考えない、あまりにも簡単過ぎて意味の分かりにくいものです。「サンク澤田地平氏」がいつどこでどのような状況でどのような男性から暴力を振るわれたのかという説明があるべきです。添付写真の左の男が暴力を振るった男であることも明示するべきでしょう。本当に照会するつもりなら、そのような説明のある文章になります。しかし、偽造メールなので、初めから受け手を想定しない、不足な文章になっているのです。(準備書面6/11.30)
■これに対する近藤局長の反論が以下です。
□近藤局長:同メールが簡単すぎて受け手のことを考えていないとの主張は否認する。第1段でいみじくも被告らが認める通り、同号証のメールは5つの地区事務局長宛に出したものである。また、写真の男が信徒の中にいるかどうかの回答を得ることを目的としたメールであり、暴力事件の詳細を伝えることに目的があるメールではないので、目的との関係で不足な文章とは言えない。(準備書面4/12.12)
■この辺りは主観的な要素が強いので、読者の判断にお任せしますが、私は少なくとも「1月21日朝、日曜礼拝前の松濤本部玄関前で…」ぐらいはあるべきだと思います。(もともと偽造メールですから、私のそんな気遣いも意味がないのですが…)
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