女性向け風俗に、5ヶ月で250万円支払いました。この風俗とは、女性×女性、つまり風俗嬢が女性客をもてなすという形態です。
私には生まれつきの特性があります。一般的には障害と言われるものですね。それが(も)原因で、学校生活を送ることにも苦労しました。そんな私に、母は「あなたは人の3倍努力してやっと一人前」と大変厳しく接しました。勉強も、習い事も、人と話すことも、「普通」にできるようになるために血が滲むような努力しました。その甲斐があってか、そこそこの大学に入り、そこそこの会社に就職することになります。
このように生きることにあまりにも必死だったため、心を許せる友人もおらず、遊びという遊びも、ろくに恋愛もしてきませんでした。
唯一の恋は、大学生の時のことです。同期の女の子に、「彼氏ができた」と嬉しそうに告げられました。その瞬間、私は彼女への狂おしい想いを自覚し、少し心を壊しました。彼女が男性と睦み合うところを想像し、ドロドロした劣情や嫉妬や絶望が心にとぐろを巻いていました。
この後その女の子とは色々あり、私の自尊心や自己肯定感は粉々に打ち砕かれました。搾り出すように、「気持ち悪い」と呟いた彼女の声が、今でも耳に焼き付いています。
私は、自分が失ったものを補うため、体重を20キロ減らし、化粧を覚え、スカートをはいて男性と付き合うようになります。
さて。時は経ち、私は20代後半になりました。やはり働くことに必死で、必死すぎて精神のバランスを壊して入院し、閑職に異動になりました。キャリアを失った代わりに、沢山の時間を手に入れた私は、ふと自分の性的指向に向き合いたくなったのです。本当になんとなくです。
色々考えた私は、ハプニングバーに行くことにしました。ハプニングバーとは、まあお酒飲んだりセックスしたりSMしたりするところです。
そこで、半裸でピザを食べている女の子と出会います。彼女は上半身にシャツだけ羽織っていて、下半身は白い下着のみを身につけていました。シャツは大きめでサイズがあっておらず、胸元からは水色の下着がのぞいています。薄暗い照明の中でも肌が白いことがわかり、そのことが彼女を幼く見せています。決して美人ではありませんが、化粧気のない顔や、スッとした切れ長の目が好ましく思えました。
シャツの下から覗く肉付きのいい太腿に、目を奪われます。彼女に、「私、女性に触れてみたいんです」と伝えると笑いながら「好きにしていいよ」と答えが返ってきました。
ソファーに座った私に跨ってくる彼女の重みに、目眩がしそうになる。物欲しそうに見ていた太腿が、私の脚にかさなる。厚手のタイツを履いてきたことを後悔した。上を見上げると、薄く笑った彼女の顔がある。手を当て、頰をなぞると、サラサラの髪が指に絡みつく。
「唇に、触れてもいいですか?」
彼女は笑って顔をおろしてきた。唇が合わさると、チロっと出してきた舌を食む。柔らかな肌、漂うシャンプーの香り、目を閉じることなく微笑む彼女の顔に、泣きたい気持ちになる。唇を離し、目を見つめながらひたすら彼女の頰をなでる。視線が絡み合う。私は壊れたように、「かわいい…かわいい…」の言葉を繰り返す。本当に、その気持ちだけで頭がいっぱいだった。他には何も考えられなかった。彼女の胸に顔を埋め、背に腕をまわして抱き着くと、そっと私の頭を撫でてきた。今度こそ涙を零しそうになるのを、必死に耐えなければならなかった。腕に力を込めると、彼女も強く抱きしめ返してくれた。恐ろしいほどの多幸感に全身が包まれる。私はこの瞬間のために生まれてきたのだと、ずっと満たされずに欠損していた何かが今埋められたのだと、本気で思った。そして、幸福な錯覚をさせてくれた彼女に心から感謝した。彼女の下着を外し、胸に吸い付きたいという気持ちを抑えつける。女性経験は疎か、男性経験すら殆どない私が、彼女に何ができるというのだろうか。彼女が望むものを与えるという意味で、この場にいる誰よりも彼女から遠い所にいることを自覚していた。ふいに冷静になり、もう一度口付けをしてから彼女を降ろす。
膝から降りた彼女は、近くにいた男性に話しかけると、性交を始めた。男性が代わる代わる彼女の上に乗っていくのをぼんやり見ながら、ただただ、彼女の手を握りしめていた。
その後、私は都内のあらゆるハプニングバーに通います。しかし、男性と性的な行為をすることはできませんでした。私の目線は、常に女性に向いています。
そしてそれは、自分の意思ではどうしようもないことなんだと、自覚していきます。
しかしながら、ハプニングバーとは、男女が交わることが推奨されています。当たり前です。入場料は女性無料ですが、男性は5千円から1万5千円ほどかかるのですから。
そこで私は女性と性交するため、風俗店を予約しました。料金は、セックスするなら60分1万5千円延長は30分1万円、デートするなら60分7千円です。
私が定期的に指名していた女性は2人。1人は、初めて指名した相手で、私は彼女に本気で恋をします。寝ても覚めても彼女のことを考え、恋とはなんと辛いものだろうと涙しました。しかしながらプライベートで付き合いたいとは微塵も思いませんでした。彼女とは性格も考えも合わず、うまくやれるはずがないからです。
彼女には、食事代などを合わせて80万円ほど使いました。ただ、セックスは1回しかしていません。あまり彼女としたい気持ちにはなりませんでした。
私が主にお金を使ったのはもう1人。彼女は、そもそも完全な異性愛者で、お金のためだけに女性向け風俗で働いていました。気が強く、人を利用することを何とも思わず、自分に自信があり、己の価値を疑うこともない。私は、彼女を「強くて魅力的なサイコパス」だと思っています。私は彼女の人間的魅力に取り憑かれ、指名し続けます。彼女の魅力は何なのか。彼女を観察し、交流し、交わっていくことに夢中になりました。
この遊びには期限を設定していたので、170万円ほど使ったところでストップしました。
結論を申し上げますと、私はこの支出を全く後悔していません。1人目の女性には恋する感情を思い出させてもらい、2人目の女性には魅力とはどういうことなのかと人と一緒にいることの楽しさを教えてもらいました。
現在私には、愛する恋人がいます。彼女と付き合うまで、何人かの女性に好意を持たれました。これには、風俗通いの経験がとても役に立っています。
とどのつまり出費に納得できるかは、金額に対して何を得るのか、何を学ぶかにかかっていると思います。少なくとも私の場合は。
250万円で今の私になれたのなら、それでいいんです。
長い
うんち
ふむ、なんか中身女性で女性好きなんだね。 というか男が怖いだけなのかしらね。 自分自身が女性である事にどう思ってるのかしら。
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