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高校生ビジネスプラン・グランプリ入賞 金光学園・興譲館
2018/12/19 水曜日
17日には、金光学園校長室で表彰式が行われ、受賞した金光学園高校2年の生徒9人と興譲館高校3年の田友美さんが出席しました。
式では、「高校生ビジネスプラン・グランプリ」を主催する日本政策金融公庫の永田正浩倉敷支店長が、表彰状を高校生に贈りました。
今回で6回目となる大会には、日本全国の高校生から過去最多となる4,359件の応募があり、金光学園の9人が提案したプランが「ベスト100」を受賞、金光学園の5人と興譲館高校の田さんが共同で制作したプランがベスト20にあたる「セミファイナリスト賞」を受賞しました。
金光学園の9人は、「地元に活力を生み出す持続可能な地域学」と題して、県内の日本遺産を中心に、外国人観光客へ岡山の魅力を伝える観光プランを提案しました。
金光学園高校2年 服部直樹さんは(浅口市)「このプランは全国で取り組まれている『地域学』を実際に観光プランに昇華させるシステムで、観光会社と提携して持続可能な観光プラン開発を目標としたもの。今回は惜しくもベスト100ということだったが、次回挑戦して良い成績を収めたい」と話していました。
共同制作となる「the Fukuyama Castle Hotel Economy」と題したプランは、外国人観光客をターゲットとして、福山城への宿泊を目玉に地域を活性化させる提案です。
金光学園高校2年 吉田匠一郎さん(里庄町)は「まさかこんな上位に入れると思ってなかったので驚いています。資料のまとめ方やプレゼンの作り方が今後必要となってくると思うので仕事等で活かしていきたい」
興譲館高校3年田友美さん(笠岡市)は「客を呼び込んで地方創生に向かえないかとの想いでこのプランを作成した。今までお城に宿泊できるという施設は国内で少なく目玉になると思った」と話していました。
なお、金光学園は今回初めての参加で初入賞、興譲館の田さんは2年連続での入賞です。
石井元祐