ビジネスで使われる英語は、使われる場面ごとにある程度パターンが決まっています。とはいえ、自分ひとりでは何から勉強すればよいのかわかりませんよね。
そこでこの記事では、「ビジネス英語って、どうやって勉強すればいいの?」と思っている方に向けて、メールやプレゼンなどシーンごとにビジネスで役立つ英語表現を63個まとめ、またおすすめな勉強方法についてもまとめてお伝えしていきます。
難しそうに思えるビジネス英語も、覚えるべき言い回しはそれほど多くありません。ポイントを押さえて、さくっとビジネス英語をモノにしましょう!
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日常会話とビジネス英語の違いは、「日本語における日常会話とビジネス会話の違い」と同じ、と考えて問題ありません。相手に失礼のない、丁寧な表現がビジネス英語であり、友人と話すようなくだけた表現が日常会話です。
・ビジネス英語 = 丁寧語
・日常会話 = カジュアル
日常会話とビジネス英語を比べると、日常会話では「短縮形」や「省略形」がよく使われます。
例えば「会議室はどこですか?」と聞く場合、ビジネス英語だと
「Could you tell me where the conference room is?」(会議室がどちらか教えて頂けませんでしょうか?)ですが、日常会話だと「Where is the conference room?」(会議室はどこ?)となります。
日常会話はビジネス英会話よりも、使われているセンテンスが少なく、より短い時間で会話をやり取りするのに適しています。
ここまで聞くと「英語の日常会話ですらままならないのに、さらにややこしいビジネス英会話なんてとても無理!」と思う方もいるかもしれません。しかし、ビジネス英会話は「ビジネス」という場面に限定して考えればよいので、覚える言葉はずっと少なくて済みます。
またビジネス英会話は、
・定型表現の占める割合が多い
・話の流れが予測しやすい
などの傾向もあるため、思っているよりも学びやすいのです。
まずは、ビジネスで役立つ英語表現をシーンごとにまとめて解説します。
代表的なビジネスシーンは6つです。
・メール編
・電話編
・ミーティング編
・プレゼン編
・会食・飲み会編
・提案資料(企画書)作成編
まずは、メールを書く際のポイントとよく使う英語表現をお伝えします。メールはほとんどの場合、使われるフォーマットが決まっているので主要な言い回しを覚えておけばOKです。
【例】Dear Mr. Johnson(親愛なるジョンソン様)
メールの最初には、挨拶の意味も含めて「Dear○○」を使用するのが一般的です。相手とフォーマルな関係の場合は、相手の姓(ラストネーム)を使ってください。敬称は男性であれば「Mr.」を、女性であれば未婚・既婚の関係がない「Ms.」を使用しましょう。
【例】I am Sato of sales-section of School With.(私はスクールウィズ営業部の佐藤です。)
自分の名前や所属を伝える場合は、「I am A of B」(私はBに属するAです)という形を用います。
【例】Thank you for contacting School With.(スクールウィズへのご連絡ありがとうございます。)
「Thank you for~」または「I appreciate for~」で、「~に感謝します」という意味になります。本文の最初には、このような挨拶文を入れるのが良いでしょう。「Thank you for your consideration」(ご検討よろしくお願いします)も、ビジネス表現としてよく使われます。
【例】”I am writing to enquire about the study abroad”(その留学についてお伺いしたいことがあります)
相手に対して確認したいこと、聞きたいことがある場合は「I am writing to enquire about~」を使います。別の似た言い回しとして「I would appreciate it if you could answer the following questions」(下記の質問にお答えいただけると幸いです)もおすすめです。
【例】”Could you send me the document?”(その書類を送っていただけますか?)
相手側から何かを送ってもらう必要がある場合には「Could you send me~?」を使います。「Could you ○○ me~?」の形は、相手に何かをお願いするときによく使うので覚えておいてください。「Could you tell me~?」(~を教えていただけますか?)や、「Could you give me~?」(~を頂けますか?)など色々な使い方ができます。
【例】”I am sorry about the delay.”(遅れてしまい申し訳ございません)
「I am sorry about ~」で相手への謝罪を表現します。同じく謝罪を表現する言い回しとして「I apologize for the inconvenience」(不都合をお掛けしましたことをお詫び申し上げます)があります。
【例】”I hope to hear from you soon.”(ご連絡お待ち申し上げます)
「お待ちしております」などのニュアンスを伝えるときは「I hope to ~」を使います。「待ち望んでいる」という意味での使用が可能です。
【例】”I look forward to meeting you next week.”(来週、お会いできるのを楽しみにしています)
「楽しみにしている」ということを伝えるのは「I look forward to ~」です。
【例】”Please feel free to contact me if you have any further question.”(さらにご質問などございましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。)
相手に質問が無いか確認するときは「~ if you have any further question.」が良いでしょう。このような一言をメール内で伝えておくことで丁寧な文面になります。
【例】”We will visit your company next week. Best regards.”(来週私どもが御社へ伺います。何卒宜しくお願いいたします。)
最後の締めの一文として「Best regards.」や、「Sincerely.」(また近いうちに)「Thank you.」(ありがとうございます)などを使うのが一般的です。
日本人がもっとも苦手なのが「電話」です。相手の顔が見えない状態で「リスニング」と「スピーキング」が求められるため、他のシーンと比べてやや難易度が上がります。しかしビジネスで使用するフレーズはそれほど多くありません。よく使うフレーズを頭に入れておくことでスムーズなやり取りができるようになるはずです。
【例】Hello. This is School With, Sato speaking. How can I help you?(こんにちは、スクールウィズの佐藤です。どのようなご用件でしょうか?)
電話で要件を受けるときは「How can I help you?」を使用します。もちろん自分の名前も伝えるようにしましょう。
【例】May I have your name, please?(どちらさまですか?)
「May I have ~?」で「~をいただけますか?」という意味になり、「May I have your name?」で「どちらさまですか?」という表現になります。相手の会社名を確認する場合は「May I have your company name, please?」(御社名をいただけますか)でOKです。
【例】I will try to check up on that. Please hold on.(その件について調べてみます。お待ちください)
電話口を離れるときや、少し時間が欲しいときなどに覚えておくと便利なのが「Please hold on.」です。その他の言い回しとして「Hold the line, please.」「Can you hold on a minute?」などがあります。
【例】It is beyond my understanding, I’ll put you through to the person in charge.(私にはわかりかねますので、担当者に代わります。)
電話がかかってきた際に、自分の範囲外の問い合わせであったときなどによく使うフレーズです。
【例】Unfortunately, he is away from his seat.(残念ながら、彼は現在席を外しています。)
担当者が不在の場合は、「He is away from his seat.」を使用します。その他「He is away from his desk in a meeting.」(彼は只今ミーティングで席を外しています。)などもよく使う例文です。「席」を指すのは「seat」「desk」どちらでも構いません。
【例】I think he will be back in 5 minutes. Should I have him call you back?(彼は5分ほどで戻ると思います。折り返し電話をさせましょうか?)
担当者の不在時に、折り返し電話の必要があるか確認するときは「Should I have him call you back?」を使います。伝言を確認するときは「Would you like to leave a messsage?」(伝言をお伺いいたしましょうか?)が良いでしょう。
【例】I cannot hear you properly. Could you speak up a little, please?(お声が聞こえません。もう少し大きな声で話していただけますか?)
電話をしていると声が小さかったり、話すスピードが速かったりして聞き取りづらいことがあります。声が小さいときは「Could you speak up a little, please?」、スピードが速いときは「Could you speak a little more slowly, please?」(もう少しゆっくり話していただけますか?)と伝えてください。
【例】I'm afraid but I don't speak English well. Could we call you back when someone who speaks English comes back?(申し訳ありませんが、わたしは英語があまり話せません。英語を話せるものが戻り次第、電話を折り返させて頂いてもよろしいでしょうか?)
電話を受けたものの、まだ十分に英会話が理解できない場合もあると思います。そんなときは無理をせず、英語が苦手なことを伝えましょう。「~when someone who speaks English comes back?」(英語を話せるものが戻り次第~)も覚えてくと便利です。
【例】Hello, this is Sato from School With.(もしもし、スクールウィズの佐藤です。)
ビジネスで電話をかけるときは、「名前」と「会社名」を最低限伝える必要があります。
【例】May I speak to Mr. Smith of sales department, please?(営業部のスミスさんをお願いします。)
電話をつないでほしい相手を伝えるときには「May I speak to~」を使います。相手の部署まで指定したほうが良いときは「名前 of 部署名」でOKです。
ミーティングで必要なビジネス英語は、ファシリテーター(進行役)がよく使うフレーズを覚えておけば問題ありません。
【例】Could I exchange business cards, if you don’t mind?(もしよろしければ、名刺交換をさせていただけますか?)
ミーティング参加者と初めて会う場合は、事前に相手の名前を把握しておきましょう。名刺を目に見える場所に置いておけば、ミーティング中に名前を忘れて困ることもありません。自分の名刺を渡すときは「Let me give you my business card.」(私の名刺をお渡しします)でOKです。
【例】Why don’t we open the meeting, since it is time to start?(開始時刻になりましたので、ミーティングを始めましょうか。)
ミーティングの開始を呼びかけるときに使います。メンバーが揃ってから始めるときは「Well, since everyone is here, we should get started.」(では、皆様お揃いですので、始めましょうか)を使いましょう。
【例】I really appreciate your attendance to this meeting.(ミーティングにご出席いただき誠にありがとうございます。)
ミーティングの最初に、参加者へ謝意を伝えるときは「I really appreciate~」を使います。
【例】Firstly, I’d like to introduce myself. I’m Sato of School With.(はじめに自己紹介をさせてください。私はスクールウィズの佐藤です。)
初めて顔を合わせるメンバーの場合は、最初に自己紹介を入れるのが良いでしょう。「I’d like to~」(~させてください)を使います。
【例】 Shall we run through the agenda for today’s meeting?(今日の会議の議題を確認しましょう。)
本題に入る前に、ミーティングで話し合うことを確認しておくと、話し合いをブラさずに進めることができます。「run through~」は(~を確認する)という意味です。
【例】 We are going to discuss the current ad campaign.
「現在の広告キャンペーンについて話し合います。」
「discuss~」は「~を協議する」という意味で、ミーティングで協議する内容について伝えるときに使用してください。同じくミーティングの内容について伝えるには「The purpose of this meeting is ~」(このミーティングの目的は~)も良いでしょう。
【例】 May I ask your opinion?(あなたの意見はいかがですか?)
相手の意見を聞くときは「May I ask ~」を使います。意見がなかなか出ないときや、発言が一部の人に偏っているときに使うと効果的です。
【例】He proposed extensive cuts in the budget. That may be an idea.(彼は予算の大幅な削減を提案しました。それもひとつのアイディアかもしれません。)
まだ協議が煮詰まっていない段階で出てきた意見は、候補の1つとして扱うのが良いでしょう。その場合はこのフレーズが便利です。
【例】Does anyone have a different view?(どなたか違う見解をお持ちでしょうか?)
出てきた意見とは違う意見を求める際にはこのフレーズがオススメです。
【例】 If you were in customer’s position, which option would you take?(もし顧客の立場だったら、あなたはどの選択肢を取りますか?)
既に出ている選択肢の中からどれが良いか聞く場合は「Which option would you take?」を使用します。
【例】Shall we get back on the track?(本題に戻りましょう)
ミーティングを進めていると、話が議題からそれるときがあります。その場合はファシリテーターとして本題へ戻すために「Shall we get back on the track?」と促す必要があります。
【例】We had a productive meeting today.(今日は有意義な会議でした。)
ミーティングの最後に締めとして、このミーティングがとても良いものであったことを伝えて終えると良いでしょう。
プレゼンは、各パートごとの内容がしっかりと伝わるように、ポイントポイントで確認やまとめのフレーズを入れることで、スムーズに進めることができます。
【例】My name is Sato and today I’ll be talk about study abroad.(わたしの名前は佐藤です。今日、私がみなさんにお話するのは留学についてです。)
プレゼンの最初には自己紹介と、プレゼンで何を話すのか、ということを伝えます。「 I’ll be talk about~」(~について話そうと思っている)は、「 I’d like to talk to you about~」でも構いません。
【例】I’m hoping to talk about three countries. Firstly Ausutrairia, secondly Canada, and finally Newzealand.(3つの国について話したいと思います。まずオーストラリア、次にカナダ、そして最後にニュージーランドです。)
話す内容の全体像を最初に伝えることで、聞き手が安心してプレゼンを聞くことができます。「Firstly ○○, secondly △△, and finally □□.」はプレゼンの内容を整理するうえでも役に立つフレーズです。
【例】I will be speaking for about 30 minutes.(30分ほどお話をする予定です。)
所要時間を伝えることも、聞き手に安心感を与えることができるのでおすすめです。
【例】If you have any questions, please feel free to ask me at the end of my presentaion.(もし質問がございましたら、発表の最後にご質問下さい。)
質問をいつ受け付けるかについても、最初に伝えておくことでスムーズなプレゼンの進行が可能です。いつでも質問を受け付ける場合は「We will accept any questions at any time.」でOKです。
【例】Now, let us begin.(それでは始めましょう。)
「Let us ~.」は周囲へ呼びかけを行うときに使います。「Now, let’s move on to the next part.」(それでは次のパートに移りましょう。)などもプレゼンにおいてよく使う表現です。
【例】So, that concludes the first part of my presentation.(これで私の発表の最初のパートは終了となります。)
発表が終わったことを伝えるときは「締めくくる」「完結する」などの意味を持つ「concludes」を使います。
【例】Just to summarize, let’s quickly look at the main points again.(まとめとして、もう一度手短かにメインポイントを見ていきしょう。)
プレゼンがひと通り終わった際に、ポイントをまとめて改めて伝えることでプレゼン全体の理解度が高まります。
【例】Thank you for listening.(ご清聴ありがとうございました。)
プレゼンの締めの挨拶は「Thank you for listening.」が最もよく使われます。「Thank you for inviting.」(お招きいただきありがとうございました。)など、シチュエーションに合わせて「Thank you for ~」以下の言葉を選びましょう。
仕事の付き合いでの会食や飲み会では、相手への気遣いができる言い回しを覚えておくことで、よりスマートなコミュニケーションをとることができます。
【例】Do you have plans after this? We would like you to be our guest for dinner.(この後のご予定はありますか?夕食にご招待したいのですが。)
夕食へ相手を誘う時は、「夕食のゲストになってもらえるかどうか」を確認するので「to be our guest for dinner」を使用します。もう少し軽く誘う時は「How about a drink after work?」(仕事後に一杯どうですか?)でOKです。
【例】Would you like Japanese, Chinese, Italian, French or American?(日本食、中華、イタリアン、フレンチ、アメリカ料理、どれがいいですか?)
相手の希望を聞くときは「Would you like~」を使います。例文のように選択肢として聞くこともできますし、「Would you like Japanese?」(日本食はいかがですか?)と提案する形で聞くことも可能です。
【例】Is there any kind of food that you dislike?(苦手な食べ物はありますか?)
相手の苦手な食べ物を聞くということも、食事へ誘う際のポイントのひとつです。「苦手な食べ物」のフレーズを、他のワードに変えることで違う場面でも使えます。
【例】What would you like to drink?(お飲み物は何になさいますか?)
「Would you like」の使用例のひとつです。飲み物を聞くことも会食の定番フレーズですので覚えておきましょう。「Would you like another drink?」(もう一杯いかがですか?)、「Would you like to try some good Japanese Sake?」(美味しい日本酒を試してみませんか?)なども宴席でのコミュニケーションに役立つはずです。
【例】Let's make a toast to Erick!(エリックさんに乾杯しましょう!)
飲み物がそろったら、乾杯の掛け声があると良いでしょう。「Let's make a toast to ~」で乾杯を促すことができます。例文のように個人に対して乾杯するのも良いですし、「successful project」(プロジェクトの成功)などもビジネスではよく使います。
【例】They serve the best tuna here.(ここは一番美味しいマグロを出してくれるんですよ。)
お店の情報などを相手に伝えるときは「They serve ~ here.」(ここでは~を出してくれます。)や「They serve ~ that restaurant.」(あのお店では~を出してくれます。)などを使います。
【例】Please enjoy the food while it’s still warm.(温かいうちにお召し上がりください。)
相手へ食事をうながすときには「~while it’s still warm.」(温かいうちに~。)が使いやすい言い回しです。
【例】Don’t worry, I’ll take the bill.(大丈夫です。ここは私が支払います。)
相手に食事をおごりたいときは、「I’ll take the bill.」で伝わります。割り勘にしたいときは「Shall we split the bill?」(割り勘でいいですか?)と伝えましょう。
【例】No, let me pay. I insist.(とんでもない、私に払わせてください。大丈夫ですから。)
食事をおごることに対して相手が遠慮してきたときは「I insist.」(本当に大丈夫です。)を使います。「insist」は「主張する」という意味ですが、ここでは「遠慮しないで、ここは任せてください」というニュアンスを持ちます。
提案資料や企画書は、大枠のフォーマットが決まっているので、ポイントを押さえれば作ることは難しくありません。
まずはこの書類が「企画書である」ことを明示するために、用紙の1番上に「Project Proposal」(企画書)と大きめの字で書きます。その右下には小さめの字で「作成日」(例:May 15 , 2018)と「企画書を作成した人の名前」(例:Proposed by Hajime Suzuki)を書きましょう。
企画書の中身として最初に記載すべきは「Project Information」(企画情報)です。「Project name」(企画名)や「Product name」(企画商品名)など、企画の名称を書いた後に、「Project manager」(企画責任者)の名前も加えると良いでしょう。
企画書の要となるのが「Project Summary」(企画概要)です。日本の企画書では「はじめに」などの序論から書くことがありますが、英語の企画書では一切いりません。企画の目的をわかりやすく書くことが一般的な英語の企画書のスタイルです。
企画概要で記載すべきことは、
1. Project objectives(企画の目的)
2. Project justification(立案理由)
3. Potential customers(ターゲット)
4. Possible risks(予測されるリスク)
5. Cost(見積もり)
6. Schedule(スケジュール)
の6つです。
この企画書の結論です。シンプルかつ明確にアピールしましょう。
このプロジェクトを行う理由や必要性、その効果を記載します。目的と同じく重要な部分です。商品企画などの場合は「Development purpose(開発理由)」などにしても良いでしょう。
ターゲットとする顧客層や購買層を書きます。「working women in the 20 to 30 age range lived in Tokyo(東京に住む20~30歳の働く女性)」など、ターゲットをはっきりとさせましょう。
企画書にはメリットだけでなく、予測されるリスクや懸念事項、競合相手などのデメリットも書くことで企画の目的に現実味が増します。ネガティブな文章を書く場合は「may(~かもしれない)」を使うと良いでしょう。
Cost(見積もり)は、
・Labor(人件費)
・Manufacturing(製造費)
・Advertising(広告費)
・Rental charges(賃貸料)
・Petty expenses(雑費)
など、必要と考えられる予算を記載します。お金に関わる英単語、
・Description(項目・内訳)
・Amount(金額)
・Total / Total Amount(合計)
も押さえておきましょう。
企画の開始日(Scheduled start date)や企画の完了日(Scheduled completion date)を書きます。これら6つの項目を見やすく、できれば表のようなものを用いて記載することで、適切な提案資料を作ることができます。
ここでは、間違えやすいビジネス英語表現を5つお伝えします。表現としては単純なのですが実は逆のことを意味するケースもあり、不要なトラブルの原因にもなるので注意しましょう。
「誰にレポートを出すのですか?」と訳してしまうと、勘違いが起きてしまうのがこの表現です。ここでは「レポートを出す相手」=「上司」という流れから「あなたの上司は誰ですか?」と聞かれていることになります。
上司からこのような言葉をかけられたときに「どうせ忘れてしまうんだろ?」と言われたと勘違いしてしまいます。ところがそういうネガティブな意味ではなく「忘れてしまって大丈夫」=「心配いらないよ」という意味です。
「写真は撮りましたか?」と勘違いしやすいのがこの表現です。「get the picture」には「事情や状況を理解する」という意味があるので、「内容を理解しましたか?」が正しい意味となります。
直訳すると「これ以上尋ねることはできません。」と否定的な意味に解釈してしまいますが、実際の意味は逆です。「(これ以上尋ねることができないほど)良いこと」と捉えるのが正しく、「願ってもないことです。」を表現する言い回しとなります。
例えば“Would you mind eating lunch here?”「ここでランチを食べてもいいでしょうか?」という質問に対して“Of course not.”と返って来たとき、「ダメですよ」と言われているように思ってしまいます。しかし、「Would you mind~?」での質問は「~したらダメですよね?」という丁寧な質問の形のため、「Of course not.」は「もちろんダメなことはありません」(大丈夫ですよ。)という意味になります。
ビジネス英語を学ぶには「リーディング」「リスニング」「スピーキング」を漏れなく、バランスよく学ぶことが必要です。また、英語学習にかけられる「時間」と「お金」の点からも、自分に合った方法を選ぶように意識しましょう。
ビジネスマンに必要不可欠な英語力を最短で身につけるためには、さまざまな題材における英文をとにかくたくさん読むことです。大事なのは「質より量」。
特にオススメなのが「Smart News」などの長くない文章を、できるだけ読む量を増やす方法です。スマホで手軽に読めるのですき間時間を使える点が大きなメリットです。慣れてきたら英字新聞や、英字雑誌に手を伸ばしてみましょう。
海外ドラマは、リラックスした状態で楽しく英語が学べるので、仕事終わりの疲れた状態でも取り組みやすいのがメリットです。英語学習用のドラマとして有名なのが「フレンズ」で、このドラマは教材としても広く用いられており、英語学習者であれば知らない人はいないでしょう。しかし現在からすると「やや古い」のが難点です。
そこでオススメなのが、「How I met your mother」です。このドラマは、2005年から2014年まで10年近くにわたり視聴者に愛されつづけた名作で、とにかくストーリーが面白いのが特徴です。
加えて、自然な英語フレーズを幅広く学べる点で英語学習教材としても最適で、1回の放送が20分程度で取りかかりやすい点も魅力です。英語学習に必要な要素がすべてつまっているドラマとしてオススメします。
著名人による良質な講演動画を用いたTEDの英語ディクテーションは、ビジネスマンに必要なリスニング力やプレゼン力を短期間で向上させるためにとても有効です。ディクテーションとは、聞いた英語を書き写すこと。これによってリスニングに対する集中力を高めることができます。
TEDを使用する理由として、
・各界の専門家が話す内容のため、聞くだけでも勉強になる
・ネットで無料で再生できる
・英語スクリプトが無料で見れる
があげられます。優れたリスニング教材に必要な要素がすべて詰まっているTEDを利用してディクテーションを繰り返していけば、ビジネスでも通用する英語リスニング力が着実に身につくでしょう。
ビジネスマンの英語実践力、特にスピーキング力を身につけるために特に有効なのがオンライン英会話です。オンライン英会話は、英語ネイティブの外国人と自宅PCなどを使って英会話の実践ができるサービスのことを指します。
有名なのが「Skype英会話」や「DMM英会話」です。時間や場所を問わず、インターネット環境さえあれば英会話の指導が受けられるオンライン英会話は、徐々に支持を高めています。特に忙しい社会人や、英会話スクールに通えない場所に住んでいる人にとって使い勝手が良く、メリットをまとめると以下の通りです。
・いつでも、どこでも学習ができる
・英会話スクールと比べて安い
・マンツーマン指導
・隙間時間を有効活用できる
効率よくスピーキング力を高めるには、最も適した方法と言えるでしょう。
ここでは、ビジネス英語を学ぶのにおすすめな教材として「参考書」「アプリ」「動画」の3つの切り口からご紹介します。
ビジネスの現場でよく使う英語表現がたくさん紹介されており、言葉を換えながら繰り返し練習できるように作られています。まずは即戦力のビジネス英語を身に付けたい方にオススメです。
この参考書では、シチュエーションごとにビジネス英語の瞬間英作文を練習することができます。たとえば、「納期はいつ頃でしょうか」という日本語文を見て「What’s the estimated delivery date?」と英文へ書き換えたり、「7時に駅で会いましょう」という文を「Let’s meet up in the station at seven.」へ書き換えたりと、よりビジネスシーンで使われる英作文が練習できます。
ビジネスの場面ごとに、より詳しく英語表現について解説された参考書です。CDが付いているので音声でも勉強でき、教材に載っている英文の単語を入れ替えて、自分独自の英文でも瞬時に作れるようになります。
ビジネス英語に特化したアプリです。「依頼メール」や「回答メール」、「議事録文例」、「プレゼン文例」などジャンルに分かれ、フレーズ約2900、略語も含めた英単語・熟語・用語を約230収録しています。発音も確認できるので便利なアプリです。
「お世話になっております」、「添付資料をご確認ください」、「お忙しいところ恐縮です」など、ビジネス英語ならではのフレーズを学べるアプリです。突然の電話やメールにも対応できるようになるほか、接客、アポイントメント、プレゼンに面接など、場面別のマナーも学べます。
NHKラジオ講座でお馴染みのスティーブ・ソレイシィ氏が、ビジネスシーンで使える“パワーフレーズ100”を厳選しています。日本人が特に間違いやすい注意点を詳しく学ぶことができます。
英語を基本的な文法から会話、フレーズまで解説してるチャンネルです。講師が何人かいるため、自分の気にいった講師の英語授業の動画を見ることができます。
ジャンル別やレベル別などから好きな動画が選べるチャンネルです。自分の興味がある動画が見つけやすく、英語・日本語字幕の切り替えができる他、キャプチャごとのリピート機能、動画の再生スピード調節、インスタント辞書機能など、学習に便利な機能が満載です。
TOEIC満点の管理人が運営しているチャンネルのビジネス英語に関する動画です。この管理人は他にも英語学習に役だつ動画を配信しているので興味があったら見てください。
【意外と知らない】かなり良く使う挨拶・ビジネス英語表現IELTS8.5 TOEFLiBT114 TOEIC満点取得ATSU")
チャンネル登録数は24万件以上で、YouTubeのテレビCMにも登場した、シアトル育ちの帰国子女Chikaさんのチャンネルです。日本人が間違えやすい表現や、時事ネタや季節ネタなどを、日本語での説明を交えて、わかりやすい英語で表現しています。Chikaさんのキャラクターが魅力的で、とにかく楽しいチャンネルです。
ここまで、覚えておくべきビジネス英語表現や勉強法についてお伝えしました。ビジネス英語は「丁寧語」にあたり、日常会話よりもやや難しい部分はありますが、使われるシーンが限られているため覚える内容はそれほど多くありません。今回お伝えしたビジネスシーンは、
・メール編
・電話編
・ミーティング編
・プレゼン編
・会食・飲み会編
・提案資料(企画書)作成編
の6つでした。この中で使われている言い回しを覚えておけば、基本的なビジネスの対応で困ることはないでしょう。ビジネス英語をしっかりと覚えておけば、海外での仕事でも実力を十分に発揮できるはずです。まずは自分に合った英語の勉強法を選ぶことからはじめましょう!
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