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思い込めて絵馬納め 安宅住吉神社 みこらが取り外す

絵馬を取り外すみこたち=小松市安宅町の安宅住吉神社で

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 参拝客が奉納した絵馬を取り外す「絵馬納め」が二十二日、小松市安宅町の安宅住吉神社であり、みこらが願い事の成就を祈った。

 社殿横の絵馬掛け前で、中原丈仁権禰宜(たけひとごんねぎ)(64)が祓詞(はらいじ)を奏上(そうじょう)し、みこが神楽舞を奉納した。続いてみこたちが「大学合格」「祈安産」などと書かれた絵馬千八百枚を丁寧に取り外した。

 同神社では六月と十二月の二回、絵馬納めをし、一月十五日の左義長で計三千五百枚を焼納する。同神社は難関突破の守護神として知られ、受験や就職活動、国家試験などの成功を祈る絵馬が多いという。中原権禰宜は「願いがかないますようにと、思いを込めて取り外している」と話していた。 (青山直樹)

 

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