サッカーのフォーメーション・戦術を徹底分析!
日本代表監督に森保監督が就任してから、前線の選手には堂安、南野、中島の3人が起用されるようになりました。フォーメーションはワールドカップ・ロシア大会と同じ4-2-3-1です。そのときは原口、香川、乾の3人が躍動し、ベスト16という成績を残した日本代表ですが、現在の3人はそれ以上の爆発力と可能性を感じさせてくれますね。
4バックと3バックを併用する可能性がある日本代表は、今のところ4バックで固定されています。攻撃の組み立てのときにボランチの一人がディフェンスラインに降りてきて、サイドバックが押し上がる。これにより実質的には3バックを形成するので、ディフェンス時は4バック、オフェンス時は3バックのフォーメーションを試合中に頻繁に使い分けているわけですね。
Jリーグや日本代表を含め、世界のサッカーにおける戦術の重要度は昔に比べて大変に大きくなりました。対戦チームの戦術やシステム、あるいは試合中の戦況に合わせてフォーメーション・戦術を駆使し、個人技で上回る相手に勝利したときは、その戦術手腕が大きく評価される時代です。
フォーメーションには流行があります。たとえばトルシエが日本代表を指揮した2002年前後では、ディフェンスシステムに3バックを採用するチームが増えました。その後、4バックに回帰するチームが増えましたが、昨今ではコンテ監督率いるチェルシーやグアルディオラ監督が時おり採用する3バックが評価されたせいか、また3バックシステムを採用するチームが増えています。時代によってフォーメーションの流行があるのは面白いものです。
4-5-1システム
今や世界中のサッカークラブチーム、サッカー代表チームにて多く採用されている4-5-1システムについて解説します。戦術面で柔軟に対応できるところが、人気の理由の一つでしょう。
4-3-3システム
フィールドをワイドに使う4-3-3システムについて解説します。4-5-1システムとも良く似た特徴があり、人気のシステムです。
4-4-2システム
代表チームではイングランド代表が、Jリーグでは鹿島アントラーズが伝統的に採用しているシステムです。Jリーグ創世記の90年代は、4-4-2システムを採用するJリーグクラブが非常に多かったのですが、最近では採用するチームが少なくなったようです。
3-5-2システム
主にディフェンス面でのメリットが大きい3-5-2システムは、トルシエ監督がフラット3として採用したことでも有名で、2000年前後に大きく流行したシステムです。
3-6-1システム
中盤の6人にし、分厚い攻撃を可能のとする3-6-1システムについて解説します。中盤で数的優位に立ちやすいため、プレッシングサッカーに向いていると言えるでしょう。
3-4-3システム
攻撃に主軸を置き、フィールドをワイドに使う3-4-3システムについて解説します。日本では、ザッケローニ監督が得意とするシステムで有名でした。
スポンサードリンク