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【芸能・社会】

嵐、未発表の32公演を発表 総動員数史上最大237万人超

2018年12月24日 紙面から

公演前に意気込みを見せる嵐のメンバー

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 アイドルグループ「嵐」が23日、東京ドームで開催したデビュー20周年記念ツアー「ARASHI Annviversary Tour5×20」の東京公演で、“and more”として未発表だった分の今ツアーの日程を発表した。来年4月13、14日のナゴヤドームから12月24、25日の東京ドームまで新たに32公演を開催。トータルで50公演、総動員数は237万5000人となり、同一タイトルのツアーとしては三代目J Soul Brothersの48公演、180万人を抜いて史上最大となる。

 来年11月にデビュー20周年を迎える嵐。国民的アイドルという名声を手に入れたグループは、ほぼ1年を通して全国の5大ドームを回り、ファンに直接感謝を伝えて記念イヤーを盛大に飾る。

 ライブ中盤のトークで“and more”としてベールに包まれていた来年の公演スケジュールが発表されると、5万5000人のファンが耳をつんざくほどの大歓声を上げ、どよめきがしばらく収まらなかった。

 今ツアーは11月16日に札幌ドームで開幕し、来年1月11~13日の京セラドーム大阪までの18公演が発表されていた。第2弾は4月から札幌ドーム6公演、東京ドーム10公演、ナゴヤドーム5公演、京セラドーム大阪6公演、ヤフオクドーム5公演となる。

 嵐のドーム公演開催は7年連続10度目となるが、毎回チケットの大争奪戦となりファンクラブに入っていても落選する人も少なくなかった。櫻井翔(36)は「追加公演ではなくて、初日を迎えたときからこの全体図を思い描きながら走っておりました。ファンクラブ会員の皆さんが必ず1回は見られるようにと」と明かし、ファンを大喜びさせた。

 二宮和也(35)が「ドームで50回もやるのは、われわれか野球チームくらいしかないよね」と公演数の多さに自ら感嘆の声を上げると、櫻井が「てか、毎日一緒にいるよね」と苦笑しながらも、メンバーの絆の深さをアピールした。

 公演前の会見では、大野智(38)がデビュー記念日の11月3日にメンバー5人だけで集まって食事をしたことを明かした。「焼き肉だけど創作料理みたいな、けっこうオシャレなお店でシャンパンで乾杯したりしました。お支払い? それは事務所の偉い方が…」とぶっちゃけて笑わせた。

◆進化したステージ

 今回のツアーでは、嵐のコンサートの代名詞ともいえるムービングステージがさらに進化。高さ1.8メートルから6.5メートルまで調整可能なステージがメインステージからアリーナ最後方まで移動すると、分裂してアリーナ外周を回る初の試みを取り入れたほか、メンバーの位置情報に合わせて照明などの特殊効果が変化する最新テクノロジー「リアルタイム・トラッキング・システム」も導入した。

 歌唱曲はデビュー曲「A・RA・SHI」から最新シングル「君のうた」まで、まさに20年間の軌跡がつまったヒットパレードともいえる全38曲となっている。

◆好きなアーティスト 最多8度目首位

 オリコンは恒例の「音楽ファン2万人が選ぶ 好きなアーティストランキング」を発表。嵐は史上最多となる通算8度目の首位を獲得した。

 

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