サッカーのW杯ロシア大会で日本代表だったMF香川真司(29)=ドルトムント=が23日、リーグ中断に伴う冬季休暇を利用し、羽田空港着の航空機で一時帰国した。今季は公式戦4試合の出場にとどまり「構想外。(戦力として)考えられていないのは屈辱的」と苦しい心情を吐露。今冬の移籍に向け「スペインを中心に探している。必ず実現させたい」と、強い言葉で決意を口にした。
香川を巡っては、トルコのベシクタシュ、スペインのセビリアなどが獲得に動くとみられている。本人も「(来年)19年は純粋にサッカーをしたい。より自我を強調したものを次の移籍先でトライしたい」と意欲的。アジア杯で背番号10を背負うMF中島(ポルティモネンセ)については「何も気にせず、ただただサッカーを楽しんでほしい」とエールを送った。 (松岡祐司)