ステージの上でフィナーレ直前に大雨が降り始めた。
スタッフのみんなが止めに入る、もちろん当たり前だよね。
『いつまでやりますか?もう正直キツイと思います』
中断するか、続行か。
決断を迫られた。
青龍のサンちゃんに悪態をついた。
"なんでこのタイミングで雨降らすん!!!"
最悪だと思った。
気分が一瞬悪くなった。
でも帰ってきた返事は『ふふふ♡』という
ほくそ笑んだ内容で
それで吹っ切れた。
あぁもうこの状況、思いっきり楽しめばいい!
『最後まで行きます』
続行を決断し、楽しむ覚悟を決めたら
暗くなった気分は一瞬で元に戻った。
ステージに出て皆とギャグのような大雨の中
踊り明かす中で
雨がライティングでレインボーに光り
こんな体験を2000人でできてることにめちゃくちゃ幸せで
そして笑えてw
最悪な状況だったけど
これ以上ないほどに
さいっっっっこうな気分だった!
あまりの降りっぷりに
フジテレビが仕掛けたフィナーレ演出だったと思ってる人も何人かいた。
ほんと、そうなの。
この日10月入って一番の晴天。
一番のあったかい日だったのに
翌朝もあったかかったよ
フィーナレのタイミングだけ
土砂降り。
後からこんな話を聞いて鳥肌が立った。
この時、こんな大雨が降ってたのは私たちの会場エリアだけだったのだ。
バスで会場を後にした人たち
会場にこのタイミングで向かって来た人たち
雨雲レーダーで雨の状況を確認してた島の人
皆が口を揃えて言った。
”ここだけ”だったんだよ。と
縄文祭は火の神さまを祀る祭りだった。
火の鳥"鳳凰"の誕生、魂の炎の点火
当初そういえば
ウォータースクリーンの水の演出が入ってたのに
それが出来なくなったことで『水』が一切祭りの中には組み込まれてなかった。
統合をテーマにしたこのお祭りに
『水』は必須だったのだ。
フィナーレだけ。
うちらの会場だけ。
ピンポイントの時間
ピンポイントの場所
で土砂降り。
龍が雨を降らせたとしか思えなかった。
火で始まり
水で幕を閉じた
カ ミ
火 水 の統合は完了した。
粋なことをしてくれるもんだ。
でも終わったあとも小雨になったものの
パラパラとまだ降っていて
外で寝る予定だったみんなの行き先に
スタッフからまた
『どうしますか?』
と決断を迫られるシーンに出くわすことになる。
ステージ終わってすぐ体育館に向かうと
人が溢れ返って入れない人たちがいた。
もうまた、腹が立った。
"みんな困ってるやん!雨、止ませてよ!"
青龍にキレた。
返ってきた言葉は
『こっちの方が良いんだよ』
だった。
この状況でこっちの方が良いんだよだと?
ふざけたこと言わんとってよ。
みんなにも申し訳ない。
でもようやくこのタイミングで
自分がはげしくボルテックスからはじき出されていることに気づいて正気に戻った。
私はなんでこんな気分の悪くなる思考を選択してるんだ?
この質問で一気に中心に戻ってこれて
さぁ、この状況どうする?
どうしたい?
この質問を自分に繰り返す。
雨は少し降ってるけど
あぶれたみんなを焚き火に誘導しよう。
あったかいから少しの雨なら大丈夫だろう
そう思ってみんなに声をかけて回った。
そしたら雨が止んだ。
んで、火を囲んで
さよなら3次元を歌い
オーーーーームと宇宙の始まりの音を発しながら
火の周りをぐるぐるしたり
しーちゃんの誘導瞑想してもらったり
そしたら
そしたら
夜空を見上げてみたら
分厚い雲が無くなって
星が出始めた!
みんなで歓声をあげた。
見れなかったと思った星空が
広がった
そしてそのまま寝袋で星を見ながら就寝した。
この時にやっと
ようやく
青龍のサンちゃんが言った
『こっちの方が良いんだよ』の意味が理解できた。
本当そうだ。
こっちの方が良いわ!
超感動だもの。
ただ翌朝も起きて速攻また『終わった....』と思うシーンに出くわすことになるw
前日の大雨で翌朝のセミナーは出来ないだろうと
音響の準備が出来ていなかった。
ステージ周りに集まってる人たち。
地声では声が届かない。
さぁ、どうする?
どうしたい?
島内にいる音響さんに助っ人を扇いだら
"15分ちょうだい"と、すぐに駆けつけてくれた。
音楽はどうやって出そうと...困っていたら
大阪のしーちゃんがでかいアンプを持ってきてくれた
瞑想が終わり、ステージから後ろを振り返ったら
なんとちょうど朝日が目の前にドカンと!
本当に瞑想終わりのタイミングと同時だった。
ステージにみんなで上がって朝日を見た。
音響もスムーズに行ってたら
この日の出のタイミングとズレてたもんね。
『こっちの方が良いんだよ』
私たちの人生はいつだってそうなんだよね。
自我はそんなことないって大暴れするけどさ。
2000人を動かす決断を
何度も瞬間的に迫られる
私にとって初めての体験だった。
でもそんな時もいつもと同じだった。
『今』に意識を戻して
気分の悪くなる思考の選択をやめて
どうしたい?を繰り返せば
おのずとアイデアが湧き
人の助けを請い、現実は展開されていった。
それはまさに人生の縮図そのものだった
秋晴れに気持ちの良い夜風
美しい三日月
土砂降りのスコール
小雨からの満点の星空
そして美しすぎる朝日。
自然の神々たちが
どやーーーー!と言わんばかりに
全てを魅せてくれて体感させてくれた
そんな風に思ったよ。
✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎
私の中には気が弱くて自信の無い三葉の部分と
自身の存在に誇りと気高さを感じる瀬織津姫の部分と
両極の2面性を持ち合わせてる。
きっとみんなもそうじゃないかな?
体育館でね、本当はみんなに『焚き火にいこーよ』って声かけたいなって思ったんだ。
でも、疲れてるよな。。
この状況で起こしたら可哀想だなと思って
あの場で大声を出せなかった。
あとから焚き火に参加したかったって
コメントとかをみて
やっぱりあの時思ったように大声出しておけばよかったなと
でもあの時はあれが起きたのが
絶対『こっちの方が良いんだよ』だから
ごめんね、私も次の教訓にする。
あのシーンで必要だったのは
私には三葉の部分ではなく
瀬織津姫の部分だった。
『みんな行こうよ!』って
今度はそんな風に自信持って声かけれるように
バージョンアップしとくーーー。
ソース(源)の力を使えば
私たちはなんだってできる
縄文祭
私の現在出来る最大限の創造性を
ご覧頂きました。
最後の花火、特にウケたでしょw
あれ個人でやってるから笑。
たくさんの感謝をありがとう。
なんだかありがとうばかりをもらった2日間だった!
蛍のひかりをみんなで合唱したこと
自分と結婚式の誓いを立てたこと
大雨の中踊って笑って
朝日を見て涙したこと
大切な大切な宝物。
いにしえの時を超えた再会だったね。
縄文祭の終わりは、、、
終わりは始まりだよ。
祭りに関わってくださった全ての皆様へ
この場を借りて御礼申し上げます。
ほんとうにほんとうにありがとうございました。
1ヶ月前、こんな状況だったけど
挑戦してよかったー!って今は清々しくて気持ち良いよ!
また、遊ぼうね。
魂の炎に着火直後
最後に....
こんだけ大掛かりなステージ作っといて
私、カメラマンお願いするの忘れてて笑。
もうウケる。
当日カメラマン発注忘れたー!って大声で叫んで
カメラ持ってる人に集まってもらいました。
データもらったらアップしていきますね♡
カメラを止めるな!
じゃなく
カメラを忘れるな!
ですね。
SUPERHAPPY
改め
SUPERHAPPYHAPPY
縄文祭終わりでちょっとバージョンアップ♡
190
無題
私、食堂で寝ました。はっぴーちゃんの記事で焚き火の前で星空みての文章に呼んでよと一瞬思ったのですが、私、薄着で行っちゃって、寒くて眠かったんです。でもはっぴーちゃんに呼ばれたら面白そう!と思って、体しんどいのに行ってた。で、たぶん風邪ひいてた。その後、壱岐島に3泊するのに。。こっちのほうがいいんだよ。うん、そう思う(笑)(笑)
月読み神社さいこーでした。鏡に顔がうつった瞬間、[神様は自分だよー。]って聞こえて涙でました。ストーカーのように月読み神社から離れられませんでした。普段神社とかあんまり興味ないので自分の行動に自分でビックリしましたー。壱岐島とにかくさいこう(^-^)/
あさこ
2018-10-19 10:32:23
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