鳥取県境港市の観光スポット・水木しげるロードで22日、「ゲゲゲのクリスマス」と題したイベントがあった。故水木さんの漫画に登場する妖怪の影絵が期間限定デザインとなった他、沿道に177体並ぶブロンズ像の周囲が赤や緑のイルミネーションに照らし出され、「妖怪の街」は普段とひと味違うムードに包まれた。
冬場のにぎわい創出を狙い地元商店街や市などが初めて開催。チキン料理を持つ鬼太郎や、砂の代わりに雪をまく砂かけ婆などの影絵が路面に映し出された。徳島県藍住町の小学4年増岡実咲さん(10)は「かわいい。妖怪はクリスマスにとっても似合う」と大満足の笑顔だった。