人気グループ・欅坂46の「絶対エース」平手友梨奈(17)=写真=が、両手関節ねんざなどと診断され、しばらく治療に専念することが21日、同グループの公式サイトで発表された。
同サイトによると、平手は以前から体調不良が続き、改めて精密検査を受けたところ、「腰部打撲・左仙腸関節捻挫による仙腸関節不安定症、両手関節捻挫による遠位橈尺関節痛」との診断を受けた。現在はダンスパフォーマンスができない状態で、「しばらく治療に専念する事にいたしました。一刻も早く万全の状態で欅坂46として活動を再開できるように努めてまいります」と報告。そのうえで「ダンスパフォーマンスを伴わない一部活動に関しては無理のない範囲で続けさせていただきます」としている。欅坂はヒット曲「アンビバレント」が「第60回日本レコード大賞」(30日)で大賞候補に選ばれている。おおみそかの「第69回NHK紅白歌合戦」にも紅組として出場。現状では両日とも平手がパフォーマンスするのは難しそうだ。
平手は昨年の紅白で過呼吸のような症状に陥って倒れ、右腕の上腕三頭筋損傷で全治1カ月と診断され、今年7月にステージ復帰。9月5日には千葉・幕張メッセで行われた全国ツアー最終公演中に高さ約2メートルのステージから落下。救急搬送された病院で軽い打撲と診断されたが、アンコールではパフォーマンスを披露していた。
専門家によると、左仙腸関節は左のお尻の側の関節。この部位の不調を訴えると腰痛を発症することがあるという。遠位橈尺関節は小指側の手首で、急に手をついた時などに痛めることが多いという。