昨日12/21に中外さんがニュースリリース
免疫チェックポイント阻害剤の
テセントリク(アテゾリズマブ)の
「転移性または切除不能な局所進行乳がん
に対し、
効能・効果追加、用法・用量追加、
および840 mg製剤の剤形追加」
の承認申請を行った、とのこと。
IMpassion130試験に基づく申請だから、
・対象はトリネガ
・1stライン
・ナブパク(アブラキサン)併用
での適応追加、もしかしたら、PD-L1陽性
が条件に入るかもしれないけど、
キイトルーダがMSI-Highで大腸癌だけでなく
全固形癌対象に承認されたってことは、
サブタイプ関係なく全ての
転移性、手術不能な局所進行に対して
承認して欲しいですよね。
1stラインの国際第3相臨床試験で
結果を出したロシュ/中外さんとしては…。
少なくとも、アンスラサイクリンや
ハーセプチン、カドサイラの心毒性で、
抗HER2薬が使えなければ、HER2タイプは
トリネガ同等、あるいはそれ以上に
進行が速いわけで、
(また、初期治療でハーセプチンを使って
進行、 再発転移するってことは、
理論的には、ハーセプチンが効かずに
残った微小転移が目に見える大きさに
なったものなんだよね…。)
是非とも1stラインで全乳癌への適応拡大が
迅速承認されますように
(使いたくない人、使う必要のない人は
使わなければいいだけなので…。)
AnswersNews(株式会社クイック)
より引用
ー◆ー◆ー◆ー
ブログを始めた昨夏の、初期の頃からの
読者さんは、ご存知のことかと思いますが
新しい読者さんもいらっしゃるので
また、書きますね。
私はステージ3C
(手術不能局所進行ってこと)の
乳癌罹患者であり、
約4年前の初期治療時に、
パージェタの欧米との5年近いドラッグラグ
に悔し(悲し)涙を流し
※2018年10月、ようやく、
手術不能局所進行乳癌の術前化学療法
への適応のドラッグラグは解消されました。
※因みに、術後補助化学療法(ステージ2までの早期
と、手術可能な局所進行で手術を先にすることを
選択した人)の適応追加は欧米とのタイムラグは
1年内に短縮されています。喜ばしい進歩!
標準治療でそれ以上足せる薬剤がないから
(ステージ3Cでは、たとえ、手術不能で手術で
切り取ってもらえず
~昔は切り取ってもらえたのよ、でも、
今は標準治療で、切り取ってもらえないから~
術前化学療法でハーセプチンの効きが悪いのを
目の当たりにしたとしても、
座して目に見える転移になるのを待たなければ、
ステージ4では使える薬剤が、使えなかった)
自由診療の免疫療法、活性化自己リンパ球を
追加しました。
(お勧めするわけでも、詐欺と思っているわけでも
ないです。)
保険適応がないばかりに、悔しい思いのまま
お亡くなりなる患者や、その無念さが残った
ままのご家族が減ればいいな、と思います。
(医療の不確実性以前に、効く可能性が
高いのに、保険適応がないばかりに
使えずに終わる、それは医療の不確実性
よりも遥かに残酷であり悔しさが残る、
私はそう思います。)
インチキ医療と巷の免疫療法を叩いた
ところで、適応外であることに納得性のある
説明がなければ、自由診療でも使いたい
と思っちゃって、副作用対策の出来ない
クリニックでも試そうとする患者は、
出てきちゃうと思います…。
(私も、今、こんなこと~掲示板の誹謗中傷~に
弁護士費用をかけるくらいなら、パージェタを
自己輸入して使ってもらえばよかったな、
と思いますもの…目に見える転移をせずに生きて
いるから淡々と語っていますが)
効く可能性のある患者が悔しい思いをせずに
保険適応で使えるよう、
(使いたくない適応患者は使わなきゃいいだけなので)
迅速承認されることを切望します。
ー◆ー◆ー◆ー
(12/13に投稿した記事)
『”みんなありがとーーー” AKANEさん
(トリネガ・ステージ3C、テセントリク)』
ご訪問ありがとうございます。
トリネガ、ステージ3Cで、
免疫チェックポイント阻害剤
アテゾリズマブ(テセントリク)
の治験を選択したAKANEさんが
術前化学療法(AC
ナブパク=アブラキサン)
+アテゾリズマブ(テセントリク)
手術
放射線
アテゾリズマブ(テセントリク)
※放射線とは平行治療だよね
の全治療終わった~
という記事を
リブログさせていただきます。
お疲れ様でした~
近い将来
(おそらく、手術不能な局所進行の
術前療法としては、転移性と同時に、
今年度中に申請していただけるんじゃ
ないかなぁ、と期待しています。
術後の再発転移予防は、もう少し先に
なるかなぁ? )
きっと保険診療になって、
似たような後輩患者さんが保険診療で
使える日が来ると期待しています、
そのアテゾリズマブ(テセントリク)の
治験に参加して下さって、
情報共有もして下さったAKANEさん。
もう1年近く前になるのね、
AKANEさんにコメントいただいた時、
本当に嬉しかった、
思いの通じる方がいた、って。
強さと温かさを感じました。
心から、ありがとう
AKANEさんのブログから
元気をいただいた人、
たくさんいらっしゃると思います。
かっこいい
AKANEさんの、
普通の生活に戻って、元気にしてるよ、
というブログ更新、
これからも楽しみにしています。
【AKANEさんからのコメント】
みゆさん、ありがとうございます(^^)
みゆさんのおかげで沢山の人に
治験のことを知ってもらえたと思います。
どうかアテゾリズマブが保険診療に承認されて
沢山の人を助けられますように!
みゆさんのおかげで沢山の人に
治験のことを知ってもらえたと思います。
どうかアテゾリズマブが保険診療に承認されて
沢山の人を助けられますように!
※因みに、トリネガ・ステージ3Cの標準治療は上記のAKANEさんの治療から、テセントリクを除いたもの。ACは同じくアンスラサイクリン系のECかFECの場合もある、ナブパクはパクリか同じくタキサン系のドセの場合も多い。すなわち、アンスラサイクリン系
タキサン系の順次投与が標準。HER2タイプ・ステージ3Cの標準治療は上記のテセントリクがハーセプチン+最近ステージ3Cには5年近くのドラッグラグを経て漸く認可されたパージェタ、に置き換わるだけ。心毒性の副作用のあるハーセプチンは怖い心毒性のあるアンスラサイクリンACとは併用されないがテセントリクは併用される点が違いかな。抗がん剤、手術、放射線を全部使う集学的治療が標準治療。そこに最近の新薬が加わる。そこまでしないと癌の勢いを止められないってこと、進行の速いタイプのステージ3Cだから。(当たり前ですが、保険診療です。AKANEさんが参加したテセントリクの治験は無償です。)
ー◆ー◆ー◆ー
▼商品名テセントリク(一般名アテゾリズマブ)
私は、トリネガ再発(転移)の可能性も
十分あり得るので(&上記の思いがあるので)
自分のこととしてウォッチしている
臨床試験です。
ESMO2018 (欧州)
FDA(米国)
そして、本記事でお伝えしたように、
予定通り、中外さん
12/20に乳癌への適応追加(拡大)を申請
=====
【AKANEさん】
【すののさん】
私がフォローさせていただいている方々、または
癌に罹患した経験のある方、 がん患者の家族
(の経験者)、 保険診療での癌治療や癌緩和治療の
経験がある医師 以外の方々からの
「いいね」は固くお断りします。
癌患者、罹患者をターゲットにした
押し売り「いいね」やめて下さいね!
コーチ、コンサル、カウンセラー、ヒーリング、
セラピスト、スピリチュアル、占い、起業、
結婚相談所(シングルマザー狙いかな)等々の
宣伝ブログを書かれていて、
癌罹患または癌家族の経験が最近のブログ記事や
プロフィールに書かれていない方からの
共感、応援は 「いいね」でなくコメントで
お願いいたします。