【ロンドン原田公樹】サッカーのトルコ1部リーグの名門、ベシクタシュが、ドイツ1部・ドルトムントのMF香川真司(29)の獲得に乗り出した。20日付のトルコ紙ファナティックなどが、来年1月の移籍市場で期限付きでの獲得を目指す、と伝えた。
開幕前に香川の獲得ができなかったベシクタシュは、同じトップ下として、トリノ(イタリア)から期限付きでセルビア代表のリャイッチを獲得。しかし、今季前半は得点力不足で、現在リーグ3位と苦しみ、ギュネシュ監督は再び香川の獲得を希望しているという。
香川に対しては、エバートン(イングランド)などが興味を示しているが、進展はしていない。一方で、2020年まで契約が残るドルトムントは、期限付きではなく、完全移籍での放出を目指していると見られている。