U-21日本代表GK小島はかねて熱望する東京五輪出場への思いをあらためて口にした。「人生で1回経験できるかできないかの貴重なチャンスを絶対に逃したくありません」と意気込んだ。
今の大学4年は、オーバーエージ枠を除けば、早生まれの選手だけが東京五輪に出場できる。1997年1月生まれの小島は、あと1カ月早く誕生していたら、資格を得られないところだった。
その巡り合わせに感謝しつつ、「オリンピックのピッチに立って、今まで支えてくれた方々に恩返しをしたいんです」と言葉に力を込めた。さらには「頂上を目指します」と金メダル狙いを表明した。
夢を実現するための第1段階として、プロ1年目からレギュラーの座を確保することが重要になる。「死ぬ気でポジションを取りにいきます」と決死の覚悟でJリーグの舞台に飛び込む。 (関孝伸)