トップ > 石川 > 12月20日の記事一覧 > 記事

ここから本文

石川

すがすがしい初詣 願う 尾山神社で神門すす払い

1年間にたまった汚れを落とそうと神門のすすを払う神職やみこたち=金沢市の尾山神社で

写真

 正月の初詣に向けて金沢市尾山町の尾山神社で十九日、すす払いをする「清殿祭」があり、神職やみこ計五人が竹を手に、国指定重要文化財の神門を丁寧に清めていった。

 市民に親しまれている神門のすす払いは、毎年の恒例行事。年末の金沢の風物詩となっている。

 神職らは拝殿で神事を執り行った後、神門のすす払いをした。冷たい風が吹く中、長さ四メートルの竹を使って、天井や欄間などを払った。参拝客らは年に一度の光景に目をやっていた。

 権禰宜(ごんねぎ)の斎藤政裕さんは「すがすがしく初詣ができるように願いを込めて神門の掃除をした」と話した。

 二十一日には神門のしめ縄の取り換えが、三十一日には除夜祭と大はらい式がある。 (草野大貴)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索