プロジェクト終了報告

2018年08月14日

走り続けた超特急!ありがとうございました!!


 

ホハル8.11
現地でホハルを支えてくれたスタッフ、仲間、子どもたち、保護者の皆さまと、夢のような一枚。

 

被災から1ヶ月と4日という、まさに超特急での再開を見事に達成することができました。振り返ってみると無謀な挑戦だったことを身に沁みて感じています。しかし、予想もできなかった応援の声、多くの支援。我々はその声に後押しされて、見えない力に突き動かされるようでした。人の繋がりがこんなにもエネルギーを生むものだとは、、まるで夢のようです。

 

子どもたちが待ちに待った、夏の流しそうめん。

 

全員が笑っている、廃墟の中の桃源郷

再オープンを迎えた8月11日。被災から1ヶ月の町はまだ災害の爪痕が多く残されています。特に1ヶ月という、この時期は掃除を終えた家々が施工を待つ状態で、窓を開け放った無人の家々が並ぶばかり、我々の施設以外は、乾いた泥の白色に覆われています。こんな中で、祝いのセレモニーを行うのは、気がひける気もしました。しかし、その気持ちはすぐに無くなりました。朝、次々に子どもたちがやってきます。目をキラキラさせて、少し照れ臭そうに「おはよう」「プール買ったの?」「先生元気だった?」。元どおりのホハルを元気いっぱいに走り回ります。

 

セレモニーでのテープカット。少し緊張しながらもしっかりやり遂げました。

 

この日はホハルを支援してくれた皆さまをお迎えして、子どもたちから感謝状を贈呈しました。話すことが苦手だったり、多くの人が苦手だったり、そんな子どもたちが見事にお礼を伝えることができました。その姿は我々大人に多くの感動を与えてくれた気がします。

 

ホハルの仲間が集まって、それぞれの特技で子どもを迎えました。

 

今回皆さまからいただいた多くのお金は以下のように使わせていただきます。

  • 施設修繕費 <300万円>
  • 家電、机・イス、棚、プール、テント、人工芝などの備品購入費 <60万円>
  • 教材購入費 <25万円 >
  • リターン品の制作費 <15万円>
  • 真備町を支える福祉施設や農家さんへの支援 <15万円>
  • クラウドファンディング手数料 <85万円>

<計500万円>

 

これも待ちに待ったスイカ割り。

 

ホハルは無事に再出港しました。ここからはリターンも超特急でやって参ります。「リターンは気にしないで」と、お気遣いの声もいただいていますが、ものづくりを大切にするホハルでは、そこに手を抜くわけには参りません。どうかわがままをお許しください。予想以上の多くの支援への感謝の気持ちをリターンの制作に込めたいと思います。楽しんで作ります!お届け、今しばらくお待ちください。

 

記念の日、子どもたちにインスタントカメラを配りました。その風景はどのように写ってるかな?

 

ホハルはたくさんの夢を持っています。開始3ヶ月、その夢が消えそうになったところを、みなさんがもう一度繋げてくれました。その夢は我々だけが叶えるわけではありません。ホハルに通う子どもたち、多くの応援者、保護者のみなさま、そして、Ready forを通じて知り合えた新しい繋がり、その全員で新しい夢を見たいと思います。どうぞこれからもホハルをお見守りください。

そして改めていい名前だと思います。

『これからがスタート、ここからReady for!!』