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【首都スポ】

[高校ラグビー]本郷「文武両道」花園でも

2018年12月21日 紙面から

目黒学院を破って全国大会出場を決め喜ぶ本郷フィフティーン=秩父宮ラグビー場で

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 東京第2地区で8年ぶり10回目の花園切符を獲得した本郷のモットーは「文武両道」だ。部活の時間は18時で強制終了、19時には完全下校が学校のルールで、練習は1日2時間限定だが「2時間で6時間分の練習ができるよう工夫しています」と渡辺宣武監督(50)。学業面でも、過去2年の主将は現役で京大、東大に合格したという。

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 今季の主将、ナンバー8島田耕成(3年=写真)も難関国立大志望だ。小学生の時、3歳上の兄・悠平さん(筑波大3年)とともに練馬RSに通い、本郷中では野球部へ。しかし国学院久我山に進んだ兄が花園で活躍する姿を見て、高校からラグビーへ再転向。

 「高校でラグビー部に入るとき、親に『部活を勉強の、勉強を部活の言い訳にしないこと』と言われたんです」

 花園のあとはセンター試験が待ち構える。

 「それぞれかけられる時間は他の人より少なくなるけど、後悔しないよう、両方やりきります」

 濃密に過ごした高校生活の集大成を飾ってみせる!

    ◇

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