国内男子ゴルフツアーを管轄する日本ゴルフツアー機構(JGTO)は20日、来季の日程を発表した。試合数は1増2減で24大会(うち海外1試合)となるが、賞金総額は今季より7億8918万円増の総額42億9475万円で史上最高額となった。
賞金額が大幅に増えたのは、米ツアーとの共催で賞金総額975万ドル(11億175万円)となるZOZOチャンピオンシップ(10月24~27日、千葉・習志野CC)が新たに入ったため。
中止になったのは、アジアツアーとの共催で1月に行われていたレオパレス21ミャンマー・オープンと、夏に行われていたISPSハンダ・マッチプレー選手権。ISPSについては、当初スポンサー側からマッチプレーに加えてストロークプレーの大会をレギュラーツアーとして行いたいとの申し込みがあったが、その後方針転換となった。
国内3大大会は日本ツアー選手権森ビル杯(茨城・宍戸ヒルズCC)が6月6~9日、日本プロ選手権(鹿児島・いぶすきGC)が7月4~7日、日本オープン(福岡・古賀GC)が10月17~20日に行われる。60回大会となる中日クラウンズ(名古屋GC和合C、中日新聞社共催)は5月2~5日に行われる。
東京都内で記者会見した青木功JGTO会長(76)は「ZOZOチャンピオンシップの開催など、大いに期待を感じる1年になる。選手の個性が引き立つことを期待している」と述べた。同席した今季の賞金王、今平周吾(26)も「今季は1勝だったが、来季は3勝以上を」と決意を語った。 (大西洋和)