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2018年12月21日 紙面から
小児病棟を慰問し、子どもと一緒にゲームで楽しむ大島=名古屋第二赤十字病院で(今泉慶太撮影)
中日・大島洋平外野手(33)が来春沖縄キャンプを2軍組の読谷からスタートすることになった。20日、今季限りで引退した荒木雅博2軍内野守備走塁コーチ(41)、平田、大野雄、京田と名古屋市昭和区の名古屋第二赤十字病院を慰問。トークショーや小児病棟訪問で子どもたちと触れ合った。
来春の北谷球場では、ドラゴンズの顔とも言うべき大島の姿が見られない。背番号8がいるのは2軍組の読谷球場だ。
故障をしているわけではない。調整を任されるベテラン。「紅白戦に出たいか。必要がないか」。その判断を委ねられ、大島は「必要ない」と判断。第1クールの2月3日から紅白戦が予定されている北谷組ではなく、読谷組に振り分けられたという。
「正直本当にどちらでも構わなかった。キャンプでのテーマはいつも通り変わらない。自分のペースで、自分のやりたいことをやっていきたい」。注目の根尾は北谷スタートが濃厚。何かとにぎやかな北谷より、読谷の方が雑音なく自分に向き合えるだろう。
マイペース調整で今季の悔しさを晴らす。左手首に死球を受けた影響で2試合欠場したものの、141試合に出場。リーグ7位の161安打を放ったが、打率は同22位の2割7分4厘に終わった。リーグを代表する安打製造機にとって不本意な数字だった。
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