格安SIMを使う人は多いの?なんと意外な結果が!

格安SIM(MVNO)は最近よく知られるようになりました。

だけど周りに持っている人がいないと、実際どうなのかわかりませんよね。

ちなみに私も3年以上格安SIM(MVNO)を使っていますが、ネット上で知らない人が『使ってるよ!便利だよ!』と言っても信じられないと思います。

一体どんな人が使っているんだろう。

友人や家族など、知っている人が普通に使っていたら、安心して乗り換えもできるのに…。

そんな不安があると、乗り換えもしづらいです。

そこで格安SIM(MVNO)を使う人は多いのか、どんな人が使っているのか調べてみました。

格安SIM(MVNO)はどのくらいの人が使っているの?

2018年9月、15歳~69歳の男女44323人を対象に、どの通信サービスをメインで使っているかを質問したグラフです。

MMD研究所の調査によると、ドコモ・au・ソフトバンク以外の携帯会社とを使っている人は、ワイモバイルと格安SIM(MVNO)をあわせて16.1%となりました。

ワイモバイルは実際のところ格安SIM(MVNO)ではない扱いなので、グラフでは別に集計されています。

10人中1人以上が、ドコモ・au・ソフトバンク以外の携帯会社を使っていることになります。

格安SIM(MVNO)の利用率は年々上がっていて、だんだんと格安SIM(MVNO)が世間に知られて来ている様子が見えます。

一方で格安SIM(MVNO)のサービス認知度については、「格安SIM(MVNO)という言葉は聞いたことがあるが、サービス名称・内容はよく知らない」という人が最多の30.1%となりました。

店舗に行って直接聞けるドコモ・au・ソフトバンクと違い、自分でネットなどで調べる必要がある格安SIM(MVNO)は、“よくわからない”という人が多いようです。

(調査データ出典:MMD研究所「2018年9月格安SIM(MVNO)サービスの利用動向調査」)

格安SIM(MVNO)を使っているのはどんな人?

格安SIM(MVNO)は一体どんな人が使っているのでしょうか。

大手の格安SIM(MVNO)マイネオでは毎年、利用者層の割合を調査し公開しています。

マイネオの調査によると、契約者の地域別比率は関東と近畿が多く、次いで中部・九州となっています。

人口比率があるとしても、ちょっと都心以外が少ないですよね。地方は山や海など、今までつながらないと言われていた場所が多かったので、その経験から慎重になっているのかもしれません。

著者は中国地方に住んでいますが、山でも海でも今まで使えていたところではちゃんと使えます!

私の周りは格安SIM(MVNO)を使う人も増えているので、地方の普及率ももっと増えてほしいなと思います。

利用者の男女比は男性が7割程度、女性が3割程度と言う結果でした。

男性の方が機械やITに強い人が多いということかもしれませんが、女性の利用者も増えてきています。

格安SIM(MVNO)利用者の年代では、40代が1位となっています。

子供にお金がかかる年代のためか、通信費の節約に力を入れている事がわかります。

10代の格安SIM(MVNO)利用者はほとんどいませんが、これは学生のうちは親が携帯代を払うことが考えられます。

格安SIM(MVNO)はクレジットカード支払いがメインのこともあり、未成年が自分の名義で契約するのはちょっと手間がかかるのです。

実際に私の周りにも、親名義で格安SIM(MVNO)を契約して子供に持たせる人は多いです。40代の利用率が高いのは、自分が契約して子供に持たせる人も含まれると思います。

子供が大きくなったときそのまま引き継ぐことも考えられますし、格安SIM(MVNO)は今後もっと広がって行くのではないでしょうか。

(調査データ出典:マイネオ「mineoユーザー層まとめ 2018春」)

年収が高い人ほど格安SIM(MVNO)に興味がある!?

おもしろいデータを見つけたので紹介します。

ビッグローブの調査によると、格安SIM(MVNO)を使っていない人に「今使っているスマートフォンのまま、毎月3,000円安くなるならSIM替えをしたいですか」と聞いたところ、年収が高い人ほど「はい」と答えることがわかりました。

また、実際に年収の高い人の方が、格安SIM(MVNO)を使っているというデータもあるようです。

大手の携帯会社ならお店に行けば全てやってくれて、すぐに使える状態にして受け取れます。

ですが格安SIM(MVNO)は店舗がまだ少ないため、自分で調べて行動しなければ購入できません。

収入の高い人は仕事もできる人だと思うので、格安SIM(MVNO)の手間に対する意識が高く、その結果格安SIM(MVNO)を選ぶのかもしれないですね。

(調査データ出典:ビッグローブ「格安スマホ(iPhone含む)/SIMに関する意識調査」)

格安SIM(MVNO)を使う人は増え続けている

格安SIM(MVNO)を使う人は2014年には1.6%だったのに対し、2018年は11.6%と急激に増えています。

10人に1人は格安SIM(MVNO)を使っていることになりますね。

格安SIM(MVNO)各社の公式サイトも充実してきて、申込みも以前よりしやすくなったと感じます。

格安SIM(MVNO)が世間で知られてきた今、ドコモ・au・ソフトバンク以外の携帯電話を使う人はとても多いのです。

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