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【ゴルフ】

鈴木愛、勝みなみらがあでやか競演 LPGA年間表彰式

2018年12月20日 紙面から

LPGAアワード受賞の選手=東京都内のホテルで(神代雅夫撮影)

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 日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の年間表彰式「LPGAアワード」が19日、東京都内のホテルで今季ツアー競技の優勝者と女子プロ協会役員、来賓ら約250人が集まって開かれ、史上初めて同一年で四大大会3勝を挙げた申ジエ(30)=韓国=がポイント制のメルセデス最優秀選手賞に輝き「本当にうれしい。これに安住しないで来年も挑戦したい」と語った。5勝を挙げ4度目の賞金女王となったアン・ソンジュ(31)=同=は「頑張った結果なのでうれしい」と笑顔を見せた。世界を舞台にした会員の活躍をたたえる「LPGA輝き賞」には米ツアーで2勝を挙げた畑岡奈紗(19)=森ビル=が選ばれた。

 トーナメント会場では見られない、あでやかなドレスアップ姿の女子プロたち。中でも目を引いたのは鈴木愛(24)=セールスフォース、勝みなみ(20)=明治安田生命、香妻琴乃(26)=サマンサタバサ、大里桃子(20)ら振り袖姿の面々だ。

 平均ストローク1位に輝いた鈴木は「この賞はうれしいですけど、今年は残念な気持ちの方が大きい。最終戦の最後の1メートルのパットを決められていたら、もっとよかった。来年はもう一度賞金女王になりたいです」と早くも来季の女王取りを宣言した。

 “黄金世代”旋風で今季ツアーを盛り上げた勝は、大里、小祝、新垣、原英ら6人とともに敢闘賞を受賞し「振り袖は母が30年前に着た物。山あり谷あり、いろいろあった一年でした。来年はとにかく楽しく、みなさんに笑顔を届けられたらと思います」と話した。

 メディアが選ぶ「ベストショット賞」には申ジエのワールドレディスサロンパス杯最終日17番ホールの第2打(残り224ヤードからピン奥1メートルにつけ、イーグル奪取で逆転Vにつなげた)が選ばれ、「ベストコメント賞」は大山志のヨネックスレディスでの優勝談話「ここで20代、30代、40代で優勝できて幸せ。20回大会を41歳で勝てたので、30回は51歳。ぜひ出場したい」に。大山志は「本当にうれしい。うれしすぎて涙が出ます」と感激しきりだった。 (月橋文美)

 

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