NHKは19日、木田幸紀放送総局長の定例会見で、年末の第69回NHK紅白歌合戦のゲスト審査員11人を発表。タレントの出川哲朗(54)が紅白初出場となり、来年のNHK大河ドラマ「いだてん」に主演する歌舞伎俳優の中村勘九郎(37)と阿部サダヲ(48)らも選ばれた。
放送中のNHK連続テレビ小説「まんぷく」に主演している女優の安藤サクラ(32)、「半分、青い。」主演の永野芽郁(19)と共演の佐藤健(29)、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開会式・閉会式の演出を統括する狂言師の野村萬斎(52)競泳の池江璃花子選手(18)らも決定した。
木田総局長は「NHKのドラマ出演者や今年活躍したアスリートなど、大変バラエティーに富んだ方々にお願いした」とコメント。サプライズとなった出川の選出について同局は「NHK、民放を含めて今年すばらしい活躍をされた」と説明した。
紅白の勝敗を決める審査方法も発表。視聴者審査員、会場審査員、ゲスト審査員のそれぞれで投票数の多かった方に1ポイントが与えられ、合計3ポイントのうち2ポイント以上を獲得した方が優勝となる。