キングの塔(神奈川県庁本庁舎)へようこそ!
掲載日:2018年12月10日
「キングの塔」の愛称で親しまれている神奈川県庁本庁舎。県内で最初の国登録有形文化財で、神奈川、横浜の魅力的な建物としてテレビや雑誌でも紹介されているこの庁舎を見学していただけます。
見どころいっぱいの県庁本庁舎にぜひお立ち寄りください。
見どころいっぱいの県庁本庁舎にぜひお立ち寄りください。
本庁舎の見学について
神奈川県庁本庁舎歴史展示室(6階)と屋上展望台
県庁本庁舎の耐震補強工事に伴い、本庁舎外周部・塔屋に足場を設置し、外壁改修工事及び屋上防水
工事を実施することから、次のとおり本庁舎の見学を中止いたします。
【見学中止期間】
平成30年5月7日から平成31年3月まで
※工事の進捗状況にあわせて中止期間をお知らせします。
神奈川県庁本庁舎公開
普段は公開していない知事室(扉の外からご覧いただけます。)、旧議場(大会議場)及び
旧貴賓室(第3応接室)が見学できる本庁舎公開を行っています。
また、公開場所では「キングサポーターズ」(庁舎案内ボランティアの方々)がご案内します。
【今後の本庁舎公開日】
【今後の本庁舎公開日】
現在、本庁舎公開の予定はありません。
ここが見どころ
建物外観 -和洋折衷の建物-
表面に溝を刻んだスクラッチタイルと、独自の幾何学的な装飾模様が特色のライト様式〔※1〕が醸し出す風格のある建物は、日本趣味と洋風建築が調和し、荘厳さを感じさせます。
〔※1〕ライト様式:旧帝国ホテルなどを設計した近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトの手による建築様式で、スクラッチタイルと大理石を用い、幾何学的な装飾模様が特色。昭和初期に大流行した。
正面玄関 -アール・デコ風の矢印模様が特徴-
正面玄関車寄せの柱に施された装飾や矢印の様な連続装飾など、ほとんどの模様が直線のみで構成されているアール・デコ風の装飾が見られます。
玄関ホール -宝相華(ほうそうげ)〔※2〕が咲くエントランス-
〔※2〕宝相華:唐草文のひとつで極楽浄土に咲く幻の花と言われ、本庁舎のものは宇治平等院のものによく似ています。
玄関ホールは、幾何学的なアール・デコ装飾と和風が調和し、荘厳さを感じさせます。
中央階段の球形照明や手すりのグリルなど、本庁舎内各所に「宝相華」のモチーフがあしらわれています。
神奈川県庁本庁舎歴史展示室(6階) -4代に渡る本庁舎の歴史を紹介-
神奈川県庁本庁舎の歴史やその魅力をパネルと音声で解説しています。
屋上展望台 -ベイブリッジ・赤レンガ倉庫・ランドマークタワーを一望-
屋上展望台から、横浜港やみなとみらい地区(天気の良い日には東京スカイツリーも!)の眺めをお楽しみください。クィーンの塔(横浜税関)とジャックの塔(横浜市開港記念会館)も間近に見えます。
ライト様式のテラコッタ -往時の装飾を屋上展示-
建物の外観は竣工時と現在ではほとんど変わっていませんが、当時は粘土を焼いて作ったテラコッタの装飾が軒にありました。
現在は銅版で覆われていますが、屋上に当時のテラコッタが展示されています。
現在は銅版で覆われていますが、屋上に当時のテラコッタが展示されています。
竣工当時の姿を留める旧貴賓室と旧議場
旧貴賓室(3階第3応接室)<本庁舎公開時に見学できます。>
シャンデリアや家具にも宝相華の模様が施された室内は今なお竣工当時とほとんど同じ状態をとどめています。
旧議場(3階大会議場)<一部の日程を除き本庁舎公開時に見学できます。>
日本の建築様式で格式の高い折上げ格天井が使われている和風と洋風が融合された格式を感じさせる空間となっています。
神奈川県庁本庁舎プロフィール
所在地:横浜市中区日本大通1(北緯35度26分東経139度38分)
竣工 :昭和3年10月31日
規模 :鉄骨鉄筋コンクリート 地上5階・地下1階・塔屋4階建て
(竣工当時) 延べ床面積18,292平方メートル建築面積3,070平方メートル高さ48.6メートル
設計者:神奈川県内務部(設計コンペ1等入選(小尾嘉郎(おび・かろう)案)を元に設計)
竣工 :昭和3年10月31日
規模 :鉄骨鉄筋コンクリート 地上5階・地下1階・塔屋4階建て
(竣工当時) 延べ床面積18,292平方メートル建築面積3,070平方メートル高さ48.6メートル
設計者:神奈川県内務部(設計コンペ1等入選(小尾嘉郎(おび・かろう)案)を元に設計)
キングの塔のライトアップ
県庁本庁舎の耐震補強工事に伴い、毎日、日没から実施して
いた本庁舎夜間ライトアップも中止いたします。
本庁舎大会議場の結婚式について
本庁舎大会議場で結婚式が行われました。(現在は挙式者の募集を行っていません。)
横浜の歴史的建造物
横浜三塔
キング 神奈川県庁本庁舎(昭和3年築・高さ約49メートル)
クイーン横浜税関本関庁舎(昭和9年築・高さ約51メートル・本庁舎の北北西)
ジャック横浜市開港記念会館(大正6年築・高さ約36メートル・本庁舎の西南西)
クイーン横浜税関本関庁舎(昭和9年築・高さ約51メートル・本庁舎の北北西)
ジャック横浜市開港記念会館(大正6年築・高さ約36メートル・本庁舎の西南西)
日本大通に面した県庁分庁舎側歩道から横浜三塔が一望できます。
県立歴史博物館(旧館)
県立歴史博物館旧館は、明治37年(1904年)に横浜正金銀行本店として竣工。
昭和42年(1967年)より県立博物館となり、昭和44年には国の重要文化財に、平成7年(1995年)には国の史跡に指定(同年、県立歴史博物館にリニューアル)。
昭和42年(1967年)より県立博物館となり、昭和44年には国の重要文化財に、平成7年(1995年)には国の史跡に指定(同年、県立歴史博物館にリニューアル)。
キングの塔(神奈川県庁本庁舎)までのアクセス
JR京浜東北線(根岸線)/横浜市営地下鉄「関内駅」から徒歩約10分
・みなとみらい線「日本大通り駅」県庁口出口からすぐ
・みなとみらい線「日本大通り駅」県庁口出口からすぐ
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