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【大リーグ】

雄星獲りにボラス代理人の人脈活用? エ軍&ヤ軍が同代理人の顧客を獲得

2018年12月20日 紙面から

 勧誘のカギは「ボラス人脈」? エンゼルスは先発右腕マット・ハービー(29)=レッズからFA=と年俸1100万ドル(約12億3200万円)の1年契約に合意した。18日の球団公式サイトが報じた。ハービーは菊池雄星投手(27)と同じボラス代理人の顧客で、エ軍にとって、獲得を目指す菊池との契約交渉がよりスムーズに進む公算が大きくなった。

 エ軍の大谷は、花巻東高の先輩・菊池との対戦について「先生(花巻東高の佐々木洋野球部監督)は楽しみなんじゃないか。同世代で同じ高校でメジャーリーグで対戦はなかなかないと思うし、見せたいというのは当然ある」と語っていたが、同僚になれば当面の実現は見送られる。

 また、菊池の移籍先として有力候補に挙がるヤンキースは、こちらもボラス代理人の顧客、通算435本塁打のベルトランGM特別アドバイザーの就任が決定。球団OBの松井秀喜さんも同職で、菊池のリクルートでは2人の「サンドイッチ作戦」もありそうだ。

 さらに、18日の球団地元紙NYポスト(電子版)は「菊池を救援投手と見ている球団もある。ロングリリーバー兼スポット先発としてヤ軍にフィットするかもしれない」と指摘。田中も含めて先発が余っている状態で、ブルペン補強も視野に入れつつ、日本ナンバーワン左腕の確保に向かう可能性がありそうだ。

 

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