【ストックホルム=共同】ノーベル生理学・医学賞を受賞した本庶佑・京都大特別教授(76)は11日夜(日本時間12日未明)、スウェーデンのカール16世グスタフ国王が主催する王宮晩さん会に招かれ、王族らとの懇談を楽しんだ。授賞式に続き、妻の滋子さん(76)とともに和服で出席した。
美術品やシャンデリアで豪華に彩られた王宮に、本庶さんは黒色の紋付き羽織はかまで姿を見せ、滋子さんは薄いピンク色の着物で華やかに着飾った。滋子さんが本庶さんの手を握って並んで歩き、本庶さん夫妻は他の受賞者らに続いて晩さん会会場に入った。
5日に現地入りした本庶さんは、記念講演や授賞式などストックホルムでの一連のノーベル賞関連行事をほぼ終え、日本時間の14日に帰国する。
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