東証一部に上場したソフトバンクは12月19日に上場記者会見を開催。登壇した宮内謙社長は、12月6日に発生した通信障害の影響について明かしました。
宮内社長は、障害による契約者数への影響について「解約が従来より大きいんじゃないかと思う時があった」とコメント。また「1週間が経った土日は完全に回復している」としつつ「(累計で)1万件か2万件程度の影響があった」と語りました。
また、今月も純増は確保しているものの、MNPに影響が出ているとして「これをどう回復するかが重要なポイント」と述べました。
またソフトバンクは、通信障害の再発防止策も発表。これまでコア設備でエリクソンに依存し過ぎていたとして、MME(LTE交換器)などのマルチベンダー化を進める方針です。