日本製紙は19日、アジア・リーグを4度制したアイスホッケー部を経営合理化のため今季限りで廃部とすると発表した。来年3月末で活動を終了する。今後はチームの引受先を探す。
釧路市で記者会見したチームの安永敦美代表は、引受先について「できれば地元でと思っているが、全国で引き受けてくれる企業などを探したい」と話した。選手には移籍などの希望を聞き、個別に対応していく。
12月11日に廃部が決定。18日に伝えられた選手たちは驚き、放心した様子だったという。
元監督の佐々木博明部長は「釧路の人たちが育ててくれたチーム。非常に残念」と涙ながらに話した。