お知らせ
2018年12月17日掲載
電子メールの転送先での不正ログインによる個人情報漏えいについて
このたび、学外・学内の方々の11,322人分の個人情報が漏えいした可能性があることが判明いたしました。関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫びするとともに、内容及び対応について、次のとおりお知らせいたします。
1.概要
本学の事務職員が、出張先や自宅においても業務用のメールを確認できるよう、平成28年4月1日から大学のメールアドレス宛てに届くメールをフリーメールへ自動転送しておりました。平成30年10月26日に当該職員のフリーメールに不正なアクセスを示すアラートが現れ、メールソフトのログイン履歴を確認したところ、第三者に閲覧されていた可能性があることが判明しました。
当該職員のフリーメールには、平成28年4月1日から平成30年10月26日までのメールが残っており、その中には、要配慮個人情報11人分を含む11,322人分の個人情報が含まれていました。
2.漏えいの可能性のある個人情報
(1)障害や病歴などが記述された要配慮個人情報 11人分
(2)パスポートの写しや金融機関関連情報など機密性の高い個人情報 23人分
(3)過去の在学者に係る個人情報 106人分
(4)上記以外の個人情報 11,182人分
3.個人情報漏えいの可能性のある方への対応について
関係者の皆様には、個別にお詫び申し上げております。現時点では、二次被害は確認されておりませんが、相談窓口を開設するなど、引き続き対処してまいります。
4.再発防止に向けて
今回の事案を極めて重大な問題であると受け止め、全教職員に対し、情報管理及び個人情報の適切な取り扱いについてより一層の周知徹底を図るとともに、個人情報を含む機密性の高い情報を守るため、セキュリティの強化に努めてまいります。
今後このような事態が再び発生することがないよう、再発防止に向けて大学をあげて全力で取り組む所存です。
【学長コメント】
このような情報管理における大きな問題が発生し、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。また、皆様の信頼を損ね、期待を裏切る結果となり、誠に申し訳ございません。
今回の事案を極めて重大な問題であると受け止め、真摯に対応し、二度とこのようなことを起こさないよう、再発の防止に大学をあげて取り組む所存です。
平成30年12月17日
国立大学法人兵庫教育大学長
福田 光完
相談窓口 |