- 12月18日(火) 変わる日本の酒文化
忘年会シーズン真っただ中、会社の同僚、または友人たちと杯を酌み交わす機会が増える時期ですが、日本のアルコール市場は実は1996年をピークに縮小を続けているのをご存じでしょうか。人口が減少、高齢者の割合が増えていることから当然ともいえますが、そもそも酒を飲む人が減っているようです。飲酒習慣者率(週に3日以上飲酒し1日あたり1合以上飲酒する人の割合 厚生労働省調べ)は各年代で低下しています。なかでも若い世代(20代)の低下は著しく、1996年には36.2%であったのが16.2%にまで低下しています。なぜなのでしょうか?
「居酒屋の戦後史」、「居酒屋ほろ酔い考現学」などの著作がある社会学者の橋本健二さんは、酒離れが進む背景には、社会全体の格差の拡大や価値観の変化があると言い、このままでは日本の素晴らしい居酒屋文化が滅びてしまうかもしれないと憂えています。もちろん酒はそれなくしては生きていけないというものではありませんが、このことが示す社会の変化をどうとらえたらよいでしょうか。
みなさんのご意見や質問もお待ちしております。
出演:橋本 健二 さん(早稲田大学 教授)
記事ID:54749
皆さんからいただいたご意見
- 昔は酒が飲めなければ相手にされなかったが、今は無理に飲ませることをしなくなったことが酒文化の変化だと思う
- 私が学生の時は仲間が集まれば居酒屋で飲むのが当然であり、酒が飲めない仲間はほとんどいませんでした。そして、「俺の酒が飲めないのか」など強制的に飲ませるのがまかり通っていました。酒が仲間とのコミュニケーションツールとはならなくなったことも酒を飲む習慣を減らしていると思います。私は昔は浴びるほど酒を飲んでいましたが、今は一滴も飲まず、でも、酒の席には出席しています。仲間が酒を飲めないことを理解してくれて無理に飲ませることはせず、ソフトドリンクで乾杯しても受け入れてくれています。
- 東京都 50代 男性
- 投稿日時:2018年12月18日 19時15分 記事ID:54789
- お酒は飲まない派です。
- 私はお酒は全く飲まないので、居酒屋に行きたいとは思いません。家に早く帰って、お風呂にゆっくりつかったり、手料理を食べたりして過ごす方が好きです。規則正しい生活を送ることは健康にもいいし、翌日の仕事もはかどります。
- 福岡県 40代 女性
- 投稿日時:2018年12月18日 19時14分 記事ID:54788
- アルコール離れ
- 好ましいことですが、世の中が「飲酒運転撲滅」の大合唱を巻き起こしたことは、アルコール離れとは言わないまでも、摂取量の減少の小さな要因になったと思います。もう一つは、健康診断の普及です。私も、毎年の定期健康診断で「節酒するように」とのコメントを頂くのは年中行事でしたが、3年前に、アルコール性・急性膵炎に襲われ、退院時に言い渡された判決が、なんと無期懲役にも等しい「禁酒」でした。3年間、守っています!
- 佐賀県 60代 男性
- 投稿日時:2018年12月18日 18時30分 記事ID:54787
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- 貧乏になってアルコール一切をヤメた。 酒は貧乏の敵。 お酒がアルコール離れというなら、やっぱりスマホ代とかにお金がかかってある意味貧乏(出費を減らすという意味で)だからかもしれない。
- 投稿日時:2018年12月18日 18時02分 記事ID:54833
- 国税庁に抗議!
- まず、ビールはもともと税率が超高いですが、メーカーのおかげで、適用税率が低い発泡酒や第3のビールが開発され、価格も安いので、安月給のサラリーマンは、乗り換えていきました。そしたら、狙い撃ちするように、発泡酒や第3のビールが増税に!!ショックもいいとこ!やり方が汚い!その昔も、価格の安い「焼酎」がサラリーマンの間に浸透して来たら、これまた、狙い打ちで増税。この時も怒り心頭でしたが、ガラス張りの納税で税収に貢献しているお父さんたちのささやかな楽しみを奪わないで!
- 福岡県 60代 男性
- 投稿日時:2018年12月18日 18時01分 記事ID:54786
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- 「酒の飲み方が変わった」といっても、アルハラがなくなるならそれに越したことはありません。 「酒をたくさん飲めるのは男らしい」という価値観と「酒をたくさん飲むのは弱い人間」という価値観がありますが、後者がもうちょっと知られてもいいのではないでしょうか。
- 投稿日時:2018年12月18日 17時53分 記事ID:54834
- やはり金銭的余裕がない?!
- 団塊世代の私の独身時代と言えば、昭和40年代後半から50年代の前半です。平均して、週3で飲み会で、そのあとは、マージャンかパチンコがお決まりコース。独身寮に帰っても、インターネットはもちろん、ゲーム機もなしで、賄い飯を食ったら、テレビ観るか、新聞や本を読んで、ハイおやすみ!最近の独身事情はよく知りませんが、この番組でも「非正規」だの「低所得」だのが話題になったように、酒につぎ込む金銭的余裕がないというのが大きな要因では?住居費や光熱費は削れないし、勢い、嗜好品の酒代が真っ先に削られるのは、自然の流れかも。ちょっと寂しいような気もしますね・・
- 福岡県 60代 男性
- 投稿日時:2018年12月18日 17時32分 記事ID:54785
- 若者の酒離れ。
- 私の周りの20歳台の子たち、飲む人飲まない人の傾向が結構ハッキリしてる感がありますね。飲む子たちは「酔わない」「太らない」「顔に出ない」、飲まない子たちは「運転する」「顔に出る」「酔うとみっともない」などいろんな意見を聞きます。私も晩酌程度ならするほうですが、総じて思うのは「お酒が美味しくなくなった」。昔のビール、日本酒の味や「旨い!」と思うことが殆どなくなった。味について彼らがどう思っているのか聞きたいし、お酒の美味しさから若者の酒離れを考えていくのもありかもしれませんね。
- 兵庫県 40代 男性
- 投稿日時:2018年12月18日 16時37分 記事ID:54784
- 変わる日本の酒文化
- 飲まないですね~。なにせお財布の中身が減ってるし。。^^;居酒屋で飲む以外にもコミュニケーションとる場所や手段増えたし。^^;
- 鹿児島県 40代 男性
- 投稿日時:2018年12月18日 15時21分 記事ID:54782
- お酒には雰囲気が一番!
- 我が高知県は 昔からほぼ皆んなお酒が大好きです。お酒を飲む楽しさを皆知ってるからです。高知には 真昼間からお酒を楽しめる場所があり昼から夜まで皆マナーを守って楽しく呑める場所もあり観光名所になってますよ。お酒で持て成す文化も根付いており街全体で知らない人も皆んなでお酒を楽しむイベントや、イベント中は居酒屋を回るスタンプラリーすらあります(笑)もちろん若者から年配の方まで大盛り上がりです。お酒は雰囲気です!
- 投稿日時:2018年12月18日 13時13分 記事ID:54779
- 若者のお酒
- 親戚を囲んで宴をしたり、職場で節目節目に宴会をするなんて事が減ったんでしょうかね。昔は目上の方とお酒を呑んで、呑み方を教わったりして楽しんだものですが。今はそういう事が上手く出来る目上の方も減ってらっしゃるのかな。お酒は楽しく呑むと、最高の嗜好品です。お酒イコールしんどいイメージなのかな。
- 投稿日時:2018年12月18日 12時57分 記事ID:54778
- 飲みニケーションの時代
- まさに、私の青春時代【飲みニケーション】真っ盛りでした。そんな時代は終わりましたよね。お酒は悪くないです。
お酒の楽しみ方が下手なのかな?お酒の力を借りるのは、良くない気がしますね。 - 島根県 50代 女性
- 投稿日時:2018年12月18日 12時50分 記事ID:54777
- 日本人にはお酒飲めない人が多いんだから無理する必要はないと思いま すm(_ _)m
- 地元のお祭りの世話役をしていると、若い人のお酒の消費量が減ってるという話をよく耳にするんですが、その話をしてるおっちゃん達がお祭りに参加していた頃の事を思い出すと、酔い過ぎで道端や軽トラの荷台で寝転がって、あまりかっこいいという記憶がありません。元からお酒が飲めない人が多い日本では、量の話より美味しいお酒の飲み方を語る方が粋じゃないかなと思いますm(_ _)m
- 兵庫県 40代 男性
- 投稿日時:2018年12月18日 11時20分 記事ID:54795