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【プロ野球】

広島・会沢が打倒丸、打倒巨人宣言 「しっかり研究しなくちゃ」

2018年12月17日 紙面から

野球教室を行った会沢=広島・ツネイシスタジアムで

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 広島・会沢翼捕手(30)が16日、広島県福山市のツネイシスタジアムで行われた野球教室に参加し、打倒巨人、そしてライバルチームに移籍した丸封じへ、意欲を示した。

 「僕たちのやる野球は変わらない。スコアラーさんとしっかり話をして、来年から詰めていく作業になってくると思う」。会沢が描く来季の戦い。イメージする先にいるのは巨人。リーグ4連覇と日本一に向け、「強打の捕手」がG倒の重責を担うのだ。

 このオフ、巨人には岩隈、炭谷、中島、ビヤヌエバ、そして同僚だった丸が加入した。「丸はやっぱりいい打者だし、しっかり研究しなくちゃいけない」。その力を知っているからこそ、敵になれば脅威を感じる。

 特に今季4割6分8厘でリーグトップだった出塁率に目を向ける。「選球眼の良さもあると思うし、ずっとやってきてすごいなと思う」と認めつつ、「後ろにもいい打者がそろってると思うしね」。安易に四球で歩かせるわけにもいかない。どう料理するか。会沢のリードがカギを握る。

 丸は抜けたものの、チームとして4連覇へ自信を持っている。「太い幹はもうできていると思うから、そこからの枝葉を選手個人がやっていけばいいと思う」。その要(かなめ)には会沢がいる。

 

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