緒方副委員長参加 憲法・平和語る
宗教者と日本共産党が平和や日本の未来について語り合おうと、「宗教人と日本共産党との懇談会」が13日、東京都内で開かれ、仏教、神道、キリスト教、天理教などの各宗教・宗派の宗教者ら約50人が参加しました。日本共産党から緒方靖夫副委員長が出席しました。 埼玉県川越市の川越高階(たかしな)キリスト教会の杉浦紀明牧師は、「ずっと政治と距離を置いてきたが、安倍政権の改憲を狙う動きに『このままでいいのか』と思った。憲法をまもる政党は共産党だ。インターネットで共産党の『カクサン部』を知り、イメージが大きく変わった」と語りました。 東京都文京区の天理教理實分教会の丸山祐一郎会長も、「右へ右へと進む安倍政権を止められるのは共産党だけ」とのべました。 緒方氏は、「安倍政権は世界の流れからかけ離れている」として、新興国・途上国が経済的成長を背景に政治的にも重要な役割を果たすなど世界情勢の前向きな変化を強調。「憲法を掲げて世界に平和のメッセージを発信するチャンスです」とのべました。 参加者の質問に丁寧に答え、「宗教が社会進歩に果たしてきた役割は大きい。いっそう宗教者のみなさんとの協力、共同を進めたい」と呼びかけました。 懇談会に先立ち、「全国宗教人・日本共産党を支持する会」の第15回総会が開かれ、代表世話人に佐藤純則(曹洞宗寺院住職)=新=、浦田芳明(真宗大谷派門徒)、瀬下幸弘(カトリック信徒)、一法真證(浄土宗住職)、鞠川了綽(真宗大谷派)=以上再=の5氏を選出しました。 総会は、▽大震災からの復興を最優先にした政治へ切り替える▽核兵器廃絶の世論を高める▽憲法を守り、秘密保護法の廃止を求める―ことなどを提起しました。 日本共産党宗教委員会責任者の土井洋彦氏があいさつしました。 |
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