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【首都スポ】

[大学サッカー]法大、途中出場・森が大仕事 同点PK奪取&逆転決勝弾

2018年12月16日 紙面から

決勝点を含む2得点に絡み、準々決勝進出に貢献した法大の森=浦安市運動公園陸上競技場で(c)JUFA/Reiko Iijima

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◇全日本大学サッカー選手権2回戦 法大3-2新潟医療福祉大

 前回準優勝の法大は、新潟医療福祉大に苦しみながらも、3-2で初戦を突破。チームを救ったのは、後半21分から途中出場した、MF森俊貴(3年・栃木ユース)だった。値千金となる同点PK獲得と、逆転決勝弾を挙げる活躍で、この日のヒーローとなった。

 ベンチから追い上げムードを起こす熱を、ピッチへと届けた。

 「自分が出てみんなの100%を引き出す声掛けや、サポートをしたいと思っていました」

 その思いが実を結ぶ。まずは、長山監督からの「どんどん仕掛けろ」という指示を体現してPKを獲得。後半32分に、これをFW上田綺世(2年・鹿島学園)が決めて同点に追いつく。

 そして同40分、自ら試合を決めた。MF大西遼太郎(3年・磐田U-18)からのパスをゴール前でフリーで受けると、「自分のところにボールが流れてきて、少し緊張しました」と振り返りつつも、落ち着いて左足でネットを揺らした。

 昨年の決勝には、後半途中で交代した苦い思い出が残る。だからこそ、「個人的にもリベンジしたい」という思いを胸に、このままチームと頂点に上り詰めるつもりだ。 (馬場康平)

    ◇

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