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今週の乃木坂週刊映画は、現在公開中の大ヒット映画『君の膵臓をたべたい』について。能條さんにその魅力や演技について語って頂きました。
前回までの記事
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・乃木坂46 能條愛未 18thシングルカップリング曲「アンダー」への思い
・乃木坂46 能條愛未 『こどもつかい』を見てホラーについて考える
・乃木坂46 能條愛未 神宮ライブの振り返りとこれからの意気込み
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映画『君の膵臓をたべたい』作品概要
(C)2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会 (C)住野よる/双葉社
高校時代のクラスメイト・山内桜良の言葉をきっかけに教師となった“僕”は、教え子の栗山と話すうちに、桜良と過ごした数カ月間の思い出をよみがえらせていく。
高校時代の“僕”は、膵臓の病を抱える桜良の秘密の闘病日記を見つけたことをきっかけに、桜良と一緒に過ごすようになる。そして桜良の死から12年後、彼女の親友だった恭子もまた、結婚を目前に控え、桜良と過ごした日々を思い出していた。
「タイトルと内容のギャップがある」という情報のみで観た
まずこの映画はタイトルが非常に強烈です。最初にタイトルだけ観た時は、正直食人系の話なのでは…と一瞬思ってしまったほどです。
しかし、どうやら周りの友人の話や流れてくる映画の情報を見ているとそうではないらしい。むしろ感動するとも聞いたので、これは見なくてはと思いました。
(C)2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会 (C)住野よる/双葉社
口コミの噂は本当だった
映画を見て、本当に多くの口コミ通りでとても感動的で余韻の残る映画でした。ジャンルで言うと青春映画に当たると思います。
かと言って、ラブストーリーだったりラブコメディとは少し違うんです。映画を見始めて、最初は難病もので恋愛もの、例えば『世界の中心で、愛をさけぶ』のような進み方をするのかなとも思いました。しかし全然違いました。全く予想しない展開が待ち受けていました。
その新鮮さや驚き、そして想像し得なかったラストシーンと、あらゆることに圧倒され、感動とその余韻に浸ることができる映画でした。
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浜辺美波さんの声に注目してほしい
主人公山内桜良を演じられた浜辺美波さん。余命がありながらも明るく振る舞う表情がとても印象的でしたが、何よりも彼女の声に私はやられてしまいました。
(C)2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会 (C)住野よる/双葉社
浜辺美波さんの声はすーっと胸に届くんです。一言一言が心に入ってくるんです。だから物凄く説得力があります。
声が素敵な女優さんはたくさんいらっしゃいますが、役と相まってここまで心に声が届いた経験をしたことはありません。そんな経験をさせてくれた浜辺美波さんはまだ17歳。これからも様々な作品でその声を聞けたら嬉しいです。
北村匠海さんの俳優としての一面の素敵さ
もう一人の主人公「僕」を演じた北村匠海さんの演技も様々な面で非常に印象に残りました。
(C)2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会 (C)住野よる/双葉社
北村匠海さんは音楽ユニットDISHのイメージが強く、演技をされているのをこの作品で初めて見ました。
この作品での「僕」は、どこの学校にもいそうなちょっと冴えない男の子。北村匠海さん自身は非常にスター性がある方ですが、演技でそれを隠して冴えない感じを見事に出されていました。足し算というより引き算の演技のような。
そんなリアルさと、浜辺美波さんとの相性の良さが今でも映像でしっかりと記憶されています。
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ラブストーリー展開へ突き進まない意外性
この映画の物語の展開の詳細はネタバレになるので伏せますが、冒頭でお話したようになかなか以外なクライマックスでした。
ただ、主人公二人、そしてその他の男女の関係、それらが恋愛要素全開で突き進まない意外性が完全にプラスの要素として機能していたということだけは断言できます。
冒頭でお話したように、ラブストーリーに見えつつもラブストーリーではないんです。予告編などを見ると絶対にラブストーリーだと思います。しかし違う。
その真相は是非みなさんも映画館で目撃して頂いて、意外な展開と余韻の残るクライマックスを是非味わってみてください。
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■「3期生お見立て会へ潜入&詳細レポート!!」も改めて読んでみる
(取材・構成:シネマズ編集部/撮影:HITOMI KAMATA)
能條愛未 プロフィール(Ami Noujo Profile)
能條愛未
1994年10月18日 神奈川県生まれ 血液型 A型
乃木坂46 一期生メンバー
月に10本は必ず見るというほどの映画好き。
映画、舞台と女優としての活動の場をひろげるほか、バラエティーでも持ち前のセンスで活躍中。
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