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今週の乃木坂週刊映画は、現在も公開中の菅田将暉さん主演作『帝一の國』について。劇場全体が爆笑の渦に包まれたという本作の鑑賞体験について語って頂きました。
前回までの記事
・乃木坂46 能條愛未、大盛況だった「アンダーライブ」を振り返る
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『帝一の國』とは?
(C)2017 フジテレビジョン 集英社 東宝 (C)古屋兎丸/集英社
全国屈指のエリートたちが集まる超名門・海帝高校。政財界に強力なコネを持つこの学校で生徒会長を務めた者には、将来の内閣入りが確約されるという。主席入学を果たした1年生の赤場帝一は、総理大臣になって自分の国をつくるという夢を叶えるための第一歩として、生徒会長の座を狙っていた。2年後の生徒会長選挙で優位に立つべく誰よりも早く行動を開始した帝一は、想像を絶する命がけの権力闘争の中へ身を投じていく。
乃木坂のメンバーが舞台版に出演していました
『帝一の國』は映画化されると聞いたときから絶対に見ようと思っていました。というのも、舞台の『帝一の國』で美美子役に乃木坂のメンバー(井上小百合、樋口日奈)が出演していて作品の面白さとも出会っていたからです。
題材からして、映画も舞台同様に絶対に面白いだろうという確信はありました。
同時に映画ならでは、舞台ならではの違いも発見できたら面白いなと思い、映画館へと足を運びました。
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とにかく笑いに笑った2時間
映画を見終わって思い返してみると、映画の終始ハイテンションな感じも相まって映画の最中ずっと笑っていました。思わず突っ込まざるをえないシーンの連発で、お腹が痛くなるほど笑ってしまいました。
映画館で声を出して笑うことは正直抵抗はあったのです。しかし『帝一の國』では、周りのお客さんたちも終始大爆笑。女の子のお客さんがほとんどで、混雑していた回だったのもあり、笑い声を殺さずに大声でたくさん笑えました。
そのように我慢しないでリアクションを最大の状態で鑑賞できたこともあり、とにかく大満足で体感的にはとても短い2時間となりました。
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菅田将暉演じる帝一のハイテンションが凄かった
舞台版では木村了さん(堂山圭吾役で映画にも出演)が演じられた主人公帝一を映画では菅田将暉さんが演じられています。
マンガのキャラクターなんじゃないかと思うほどコミカルで可愛い帝一となっていました。菅田将暉さんはクールな役柄も見事に演じられる中、今回はとにかくハイテンションで熱血な役どころ。その演技にも圧倒され、演技をする者として学ぶこともとても多かったです。
東郷菊馬のキャラクターが面白すぎる
映画ではやはり主人公の帝一の演技が魅力的ですが、個人的には野村周平さんが演じられた東郷菊馬もお気に入りのキャラクターです。
どこか厭味ったらしいのに、とても面白くて憎めない。そんなキャラクターが大好きです。イケメン俳優と言われる野村周平さんが演じられているのに全くイケメンに見えないメイクや演技も凄いなと思いました。
みなさんも『帝一の國』をご覧になられたら好きなキャラクターを是非探したり考えたりしてみてくださいね。
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好きなシーンについて
終始大爆笑した『帝一の國』なので、好きなシーンはたくさんあります。
その中でも父親と帝一の熱いやり取りや、美美子との糸電話位シーンなどは鮮烈に記憶に残っているほど笑いながら楽しめました。
生徒たちのコミカルな演技に負けず劣らずの帝一の父親を演じられた吉田鋼太郎さんの演技もとても魅力的だなと振り返って改めて思います。
もう何回か鑑賞して、好きなシーンをもっともっと増やしていきたいなと思います。また爆笑してしまうと思うので、次見る時は改めて覚悟して鑑賞しようと思います(笑)
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たくさん笑って、熱い映画
『帝一の國』は本当に笑える映画です。
それでありながら、学校を舞台とした政治劇でもあり、青春ムービーでもあります。
たくさんの笑いの中に、これまたたくさんの熱い気持ちがある映画だと思いました。
6月に入り、公開されている映画館は減ってしまいましたがまだまだ上映中とのこと。是非みなさんも『帝一の國』を見て、梅雨のじめじめな気持ちを爽快にしちゃいましょう!
(取材・構成:シネマズ編集部/撮影:MAKOTO TSURUTA)
能條愛未 プロフィール(Ami Noujo Profile)
能條愛未
1994年10月18日 神奈川県生まれ 血液型 A型
乃木坂46 一期生メンバー
月に10本は必ず見るというほどの映画好き。
映画、舞台と女優としての活動の場をひろげるほか、バラエティーでも持ち前のセンスで活躍中。
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