こんばんは。
直前に、
・癌治療(特に、抗がん剤)の目的の違い
・癌の進行・遠隔転移の仕組み
の記事を再掲発信しました。
私は自分の癌が転移しないと思えたことは
ないし、
(漠然とした再発転移不安というのでなく、
治療前の検査結果、そして初期治療の結果
を受けた冷静、客観的な判断です。
~それで折り合いをつけて、前向きに対処を検討
しており、 本人がそれで安定しているところを、
散々あちこちから叩かれたり、押し売りで、
痛め付けられ、「心」を病みそうだし、健康を
害していると思う、1年以上集中攻撃され続けて
いますから、異常だよね…~)
上記の医学的な常識は理解しているので、
現実的な「今ある」治療の情報と同時に、
新薬の動向や将来の治療を、
自分のこととして、期待しつつ、
ウォッチしています。
※新薬は基本的にステージ4(再発進行)から
開発・承認されます。
その後、再発転移予防に適応拡大されて
いきます。
(これも、自明のこととして書かずにきましたが、
5ch掲示板で、そんなことを叩き続ける人もいる、
ので補記、苦笑)
初期治療で私は悔しい思いをしたけれど、
その点も含めて、
医療、医薬が進歩していることを
とても喜ばしく感じています。
※引き続き、5ch掲示板で、著しく勘違い
された書き込みをする方(々)がいるけれど
私はステージ3Cの治療は3年前に
終わっており、ステージ3Cの治療の
進歩は、後輩患者さんたちが自分と同じ
悔しい思いをせずに済むように要望し、
後輩患者さんたちにとって、
喜ばしいことだよねって
書き続けてきているのだけど…
(本気でそう思っていますが…
3年前の日本乳癌学会への要望にもそう書いたし…)
私が次にする治療は、転移後にステージ4
の治療になります。
度々影が映っての経過観察だし、臨床試験
も検討対象に入れているから、真剣に
ウォッチしており、新薬に期待している
読者さんも多いから、共有のために、
公開しています。
乳癌の新薬の情報を再掲します。
[元投稿:12/1 15:15]
ご訪問ありがとうございます。
乳がんの新薬
(最近承認された新薬、開発中の新薬)
について、
Answers Newsさんが解説記事を出して
下さっているので、
ご紹介させていただきます。
リンクを貼らせていただきました。
(包括的にリンク、引用の許可をいただいています)
※過去に「将来の医療」だった医療・薬剤が
晴れて実用化されるものもあり、
目先、直近の、新薬の動向は、
重要だし、期待に元気が出るよね。
皆様も元気がでるかな、
という気持ちでのご紹介です。
このAnswersNewsさんの記事は、
乳癌の特定のサブタイプだけでなく、
全てのサブタイプの新薬が開発されている
ということが分かる一覧性のある記事で、
~また、薬の仕組みや「事実」「現実」が 端的に
分かる、信頼性の高い記事だと私は思います~
医学、医療の進歩を喜ばしく感じて、
同じ乳癌であれば、元気が出るかな、
との思いで発信しています。
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※以下は、上記記事の図表を引用されていただき
文章は私の文章(メモ)です。
リムパーザ(オラパリブ)【承認済】
・11/15 (アストラゼネカ)
日本で1300人以上の乳癌患者に
患者にBRCA遺伝子変異の検査実施済
・PARP阻害剤。すなわち、
PARPの働きを阻害することで、
酸細胞内でのDNA修復を阻害し、
がん細胞を死滅させるという作用機序
・対象:HER2陰性、BRCA遺伝子変異あり
※詳しくは、私もブログの過去記事
リンクを貼っておきました
も合わせてご参照いただければ。
ベージニオ(アベマシクリブ)【承認済】
・11月に薬価収載済。近々発売予定。
・CDK4/6阻害剤
※承認済で既に私のブロ友さんたちも
お使いのイブランスの仲間。
・対象:ホルモン陽性/HER2陰性
・私が乳癌罹患後の、ここ4~5年は、
HER2陰性の新薬ラッシュってことかな、
残念ながら…。
▼HER2という目印に対して
・HER2陽性には、
5年前の2013年パージェタ、
2014年のカドサイラ以降、
新薬は出ていません…。
※過去記事で書いたように、直近の
パージェタの術前・術後への適応拡大は
ドラッグラグの悔しさに泣いた私の
個人的感情として、すっごく喜ばしい
ことではあったけれど…
(タイケルブ(ラパチニブ)
~基本は殺細胞性抗がん剤ゼローダと併用される~
もあるけれど、ちょっと作用機序、働き方が
違うので、本記事での記載は省略。
脳に届く大きさだから脳転移には有効と言われて
いるけれど…脳転移だけある人は少ないから、
脳はガンマナイフなど放射線、他の転移には
H+P+殺細胞性抗がん剤を使っている人が
多そうですよね)
・HER2陽性という特性
(癌細胞にHER2っていう、増殖のために
餌を採る手がいっぱいついている、
その手が「HER2」のイメージ)
に対しては、
(「HER2」っていう餌を採る手を
縛っちゃいましょ っていう役目の薬、
すなわち抗HER2薬は)
ハーセプチンとパージェタで
とりあえずいいよね、
それ以上の進化はしようがないね
って感じでしょうか。
※ハーセプチンとパージェタは
手の縛る場所が違うイメージで
一緒に使うと効果が上がるイメージ。
・カドサイラみたいな、
ADC(抗体薬物複合体)
(HER2抗体、すなわちハーセプチンに
殺細胞毒性の低分子化合物を
くっつけたもの)
の、殺細胞毒性の低分子化合物
の開発が進んでいる、進んでいくのかな
って感じでしょうか。
▼HER2以外の目印に対して
・HER2以外の遺伝子異常や目印を探して、
それに効く薬を開発していきましょう
という大きな進化がある、
と言えば分かりやすいかな。
・BRCA遺伝子変異(遺伝性乳癌)
に対して効くだろうと
「PARP」に目をつけて、
それを縛っちゃいましょ
と開発されたのが
リムパーザ(オラパリブ)。
・「CDK4/6」に目をつけて
それを縛っちゃいましょ
と開発されたのが
ベージニオ(アベマシクリブ) 。
▼テセントリク、キイトルーダ
(免疫チェックポイント阻害剤)
・対象:トリネガ
・テセントリクは2018年度承認申請予定。
※本庶先生のノーベル賞受賞に沸いた
オプジーボの仲間、
免疫チェックポイント阻害剤。
本庶先生のノーベル賞受賞直後にも
だいぶ記事発信してきたので、
詳しくは
「★免疫チェックポイント阻害剤知識 動向」
テーマ内の記事をご参照下さい。
例えば、
リンクを貼っておきました
とか、
リンクを貼っておきました
など。
私、個人的には、中外(ロシュ)さんが
ハーセプチン(+パージェタ)と
テセントリク(アテゾリズマブ)の
併用の臨床試験をして、HER2陽性にも
1stラインで適応を拡大してくれないかな、
と期待しています。
(1stラインが無理なら2ndラインでも。
自己免疫が抗がん剤の副作用で落ちる前に
使いたい気がするんですよね、
素人の直感ですけど…)
▼DS-8201(第一三共)
(抗HER2ADC 抗体薬物複合体)
・対象:HER2陽性
・2021年申請予定。前倒されるかも?
・カドサイラ(ロシュ/中外)の仲間。
ただし使っている抗HER2薬は
ハーセプチンのバイオシミラー
(ジェネリックみたいなもの)。
※詳しくは、私の過去記事
リンクを貼っておきました
リンクを貼っておきました
も合わせてご参照下さい。
2018/9/21 MSD・キイトルーダとも
業務提携し臨床試験の準備をしています。
▼アルペリシブ
・ホルモン陽性/HER2陰性
・PIK3K阻害薬
PIK3Kはがん細胞の増殖シグナル経路。
▼AKT阻害薬
これ、個人的に注目!な気がする
・対象:トリネガ
・イパタセルチブ(中外)は2020年申請目標。
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何名かいらっしゃったので追記
(偽心理カウンセラーとか偽コンサルに多い。
無理矢理相手の心を自分の考えで変えさせよう
とする、恐ろしいよね。その時点で、私は
カウンセラーやコーチ、コンサルで?? と
思っちゃいますが…偽カウンセラー、偽コーチ、
偽コンサル、かな)