★乳がんに新薬ラッシュ AnswersNewsさんの記事より | HER2タイプ乳癌ステージ3Cと闘うシングルマザーみゆ

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HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。ブログ初心者です。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

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こんばんは。

直前に、
・癌治療(特に、抗がん剤)の目的の違い
・癌の進行・遠隔転移の仕組み
の記事を再掲発信しました。

私は自分の癌が転移しないと思えたことは
ないし、
  (漠然とした再発転移不安というのでなく、
   治療前の検査結果、そして初期治療の結果
   を受けた冷静、客観的な判断です。
   ~それで折り合いをつけて、前向きに対処を検討
      しており、 本人がそれで安定しているところを、
      散々あちこちから叩かれたり、押し売りで、
      痛め付けられ、「心」を病みそうだし、健康を
       害していると思う、1年以上集中攻撃され続けて
      いますから、異常だよね…~)

上記の医学的な常識は理解しているので、
現実的な「今ある」治療の情報と同時に、
新薬の動向や将来の治療を、
自分のこととして、期待しつつ、
ウォッチしています。

※新薬は基本的にステージ4(再発進行)から
  開発・承認されます。
  その後、再発転移予防に適応拡大されて
  いきます。
    (これも、自明のこととして書かずにきましたが、
     5ch掲示板で、そんなことを叩き続ける人もいる、
     ので補記、苦笑)


初期治療で私は悔しい思いをしたけれど、
その点も含めて、
医療、医薬が進歩していることを
とても喜ばしく感じています。

※引き続き、5ch掲示板で、著しく勘違い
  された書き込みをする方(々)がいるけれど
  私はステージ3Cの治療は3年前に
  終わっており、ステージ3Cの治療の
  進歩は、後輩患者さんたちが自分と同じ
  悔しい思いをせずに済むように要望し、
  後輩患者さんたちにとって、
  喜ばしいことだよねって
  書き続けてきているのだけど…
     (本気でそう思っていますが…
      3年前の日本乳癌学会への要望にもそう書いたし…)
  私が次にする治療は、転移後にステージ4
  の治療になります。
  度々影が映っての経過観察だし、臨床試験
  も検討対象に入れているから、真剣に
  ウォッチしており、新薬に期待している
  読者さんも多いから、共有のために、
  公開しています。


乳癌の新薬の情報を再掲します。


[元投稿:12/1 15:15]

ご訪問ありがとうございます。

乳がんの新薬
(最近承認された新薬、開発中の新薬)
について、
Answers Newsさんが解説記事を出して
下さっているので、
ご紹介させていただきます。

   上矢印リンクを貼らせていただきました。
   (包括的にリンク、引用の許可をいただいています)


 ※過去に「将来の医療」だった医療・薬剤が
  晴れて実用化されるものもあり、
  目先、直近の、新薬の動向は、
  重要だし、期待に元気が出るよね。
  皆様も元気がでるかな、
  という気持ちでのご紹介です。

  このAnswersNewsさんの記事は、
  乳癌の特定のサブタイプだけでなく、
  全てのサブタイプの新薬が開発されている
  ということが分かる一覧性のある記事で、
   ~また、薬の仕組みや「事実」「現実」が 端的に
       分かる、信頼性の高い記事だと私は思います~
  医学、医療の進歩を喜ばしく感じて、
  同じ乳癌であれば、元気が出るかな、
  との思いで発信しています。


AnswersNews(株式会社クイック)
『PARP阻害薬にCDK4/6阻害薬…乳がんに新薬ラッシュ
   免疫チェックポイント阻害薬も申請間近』より引用


AnswersNews(株式会社クイック)
『PARP阻害薬にCDK4/6阻害薬…乳がんに新薬ラッシュ
   免疫チェックポイント阻害薬も申請間近』より引用


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※以下は、上記記事の図表を引用されていただき
  文章は私の文章(メモ)です。


◼リムパーザ(オラパリブ)【承認済】

・11/15  (アストラゼネカ)
   日本で1300人以上の乳癌患者に
   患者にBRCA遺伝子変異の検査実施済

PARP阻害剤。すなわち、
   PARPの働きを阻害することで、
   酸細胞内でのDNA修復を阻害し、
   がん細胞を死滅させるという作用機序

・対象:HER2陰性、BRCA遺伝子変異あり

※詳しくは、私もブログの過去記事
         上矢印リンクを貼っておきました
  も合わせてご参照いただければ。


◼ベージニオ(アベマシクリブ)【承認済】

11月に薬価収載済。近々発売予定。

CDK4/6阻害剤
    ※承認済で既に私のブロ友さんたちも
       お使いのイブランスの仲間。

・対象:ホルモン陽性/HER2陰性

AnswersNews(株式会社クイック)
『PARP阻害薬にCDK4/6阻害薬…乳がんに新薬ラッシュ
   免疫チェックポイント阻害薬も申請間近』より引用


◼乳がん承認済み新薬まとめ

AnswersNews(株式会社クイック)
『PARP阻害薬にCDK4/6阻害薬…乳がんに新薬ラッシュ
   免疫チェックポイント阻害薬も申請間近』より引用


・私が乳癌罹患後の、ここ4~5年は、
    HER2陰性の新薬ラッシュってことかな、
    残念ながら…。


HER2という目印に対して

・HER2陽性には、
    5年前の2013年パージェタ、   
    2014年のカドサイラ以降、
    新薬は出ていません…。

  ※過去記事で書いたように、直近の
    パージェタの術前・術後への適応拡大は
    ドラッグラグの悔しさに泣いた私の
    個人的感情として、すっごく喜ばしい
    ことではあったけれど…
  
     (タイケルブ(ラパチニブ) 
      ~基本は殺細胞性抗がん剤ゼローダと併用される~
      もあるけれど、ちょっと作用機序、働き方が
      違うので、本記事での記載は省略。
      脳に届く大きさだから脳転移には有効と言われて
      いるけれど…脳転移だけある人は少ないから、
      脳はガンマナイフなど放射線、他の転移には
      H+P+殺細胞性抗がん剤を使っている人が
      多そうですよね)

HER2陽性という特性
      (癌細胞にHER2っていう、増殖のために
       餌を採る手がいっぱいついている、
      その手が「HER2」のイメージ)
    に対しては、
       (「HER2」っていう餌を採る手を
        縛っちゃいましょ っていう役目の薬、
        すなわち抗HER2薬は)
    ハーセプチンとパージェタ
    とりあえずいいよね、
    それ以上の進化はしようがないね
    って感じでしょうか。
       ※ハーセプチンとパージェタは
         手の縛る場所が違うイメージで
         一緒に使うと効果が上がるイメージ。

・カドサイラみたいな、
    ADC(抗体薬物複合体)
       (HER2抗体、すなわちハーセプチンに
        殺細胞毒性の低分子化合物を
        くっつけたもの)
    の、殺細胞毒性の低分子化合物
    の開発が進んでいる、進んでいくのかな
    って感じでしょうか。


HER2以外の目印に対して

HER2以外の遺伝子異常や目印を探して、
    それに効く薬を開発していきましょう
    という大きな進化がある、
    と言えば分かりやすいかな。

・BRCA遺伝子変異(遺伝性乳癌)
    に対して効くだろうと
    「PARP」に目をつけて、
    それを縛っちゃいましょ
    と開発されたのが
    リムパーザ(オラパリブ)

・「CDK4/6」に目をつけて
   それを縛っちゃいましょ
   と開発されたのが
   ベージニオ(アベマシクリブ) 


◼開発中(臨床試験中)の新薬

AnswersNews(株式会社クイック)
『PARP阻害薬にCDK4/6阻害薬…乳がんに新薬ラッシュ
   免疫チェックポイント阻害薬も申請間近』より引用

テセントリク、キイトルーダ
     (免疫チェックポイント阻害剤)

・対象:トリネガ

テセントリクは2018年度承認申請予定

※本庶先生のノーベル賞受賞に沸いた
  オプジーボの仲間、
  免疫チェックポイント阻害剤。
 本庶先生のノーベル賞受賞直後にも
 だいぶ記事発信してきたので、
 詳しくは
 「★免疫チェックポイント阻害剤知識 動向」
 テーマ内の記事をご参照下さい。

例えば、
       上矢印リンクを貼っておきました
とか、
        上矢印リンクを貼っておきました
など。

AnswersNews(株式会社クイック)
『【UPDATE】5陣営がしのぎを削る免疫チェックポイント阻害薬、最新の国内開発状況まとめ』より引用

私、個人的には、中外(ロシュ)さんが
ハーセプチン(+パージェタ)と
テセントリク(アテゾリズマブ)の
併用の臨床試験をして、HER2陽性にも
1stラインで適応を拡大してくれないかな、
と期待しています。
(1stラインが無理なら2ndラインでも。
  自己免疫が抗がん剤の副作用で落ちる前に
  使いたい気がするんですよね、
  素人の直感ですけど…)


DS-8201(第一三共)
   (抗HER2ADC 抗体薬物複合体)

・対象:HER2陽性

2021年申請予定。前倒されるかも?

カドサイラ(ロシュ/中外)の仲間。
    ただし使っている抗HER2薬は
    ハーセプチンのバイオシミラー
    (ジェネリックみたいなもの)。

※詳しくは、私の過去記事
       上矢印リンクを貼っておきました
       上矢印リンクを貼っておきました
も合わせてご参照下さい。

2018/9/21 MSD・キイトルーダとも
業務提携し臨床試験の準備をしています。



▼アルペリシブ

ホルモン陽性/HER2陰性

PIK3K阻害薬
    PIK3Kはがん細胞の増殖シグナル経路。


AKT阻害薬
      ⬆これ、個人的に注目!な気がする

・対象:トリネガ

イパタセルチブ(中外)は2020年申請目標


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