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阿久津主税

先週の土曜に、両国で阿久津先生によるイベントが行われた。

「皮膚感覚を研ぎ澄ますこと」
〜すべての将棋に目を通し、無数の砂浜から黄金を拾え〜
大駒使いの才気、阿久津主税の魅力

と題し、13:30から予定オーバーの17:00頃まで会は続いた。

ザックリとした流れは、コーディネーターである島先生作成の阿久津先生にまつわるエピソードを、司会の鈴木環那女流と両国将棋センターの席主様が朗読し、阿久津、島両先生のトークへと誘った後に、阿久津先生による棋譜解説へと進んだ。さらに休憩を挟み、後半戦は、悪友(と紹介されていた。^^;)内田観戦記者との悪友暴露トーク?(笑)から質疑応答で無事閉会か?と思いきや、何故か、先日行われた女流王位戦挑戦者決定リーグで鈴木プロが甲斐女流五段に快勝した話になり、まさかの鈴木プロ初の棋譜解説会が…^^;解説者鈴木環那女流二段、聞き手阿久津主税八段で始まった(笑)しかも、環那さんのゴキゲントークに、阿久津先生のヨイショトークが絶妙に噛み合って、場内爆笑のまま閉会となった(=^x^=)
最後は阿久津先生によるサイン会があったのだが、次の予定があり撤収する事に。

画像を中心とした開催報告が既に両国将棋センターのブログからされているので、是非そちらから当日の雰囲気だけでも味わって欲しい。
両国将棋センターのブログはこちら

当日のレポートはこちら

さて、正直、イベントが始まる前は阿久津先生とは全くつながりは無いと思っていた。しかし、二部の内田氏のトークを聞いてる内に、徐々に思い出してきた…。
内田氏の話によると、当時の連盟道場で会うたびに初段だと思ってたら、すぐ四段になってたよね…というくだりを聴いた瞬間に、とある手合いカードを思い出し、次に夏場のイメージと共に浅黒く日焼けした白がベースのポロシャツを着たおとなしい少年の顔が浮かんできた。そう。当時の阿久津少年である。
私にとって、彼は唯一の存在である。何が唯一かと言うと…手合いカードに書かれた、”阿久津主税”と書かれた漢字…名字も名前も全く読めなかったのは、彼だけである(笑)名前の主税を、ちからと読めなかっただけでなく阿久津も全く読めなかった。ちからを読めなかったのは単純に私の漢字力不足だが、名字は…^^; 実は阿久津少年の字が達筆過ぎて、読めなかったのだ^^; 何せ、阿久津は漢字3文字なのは誰にでも解る事だが、手合いカードのそれは、3文字なのか、4文字なのかさえもわからなかったのだσ(^_^;)、で隣の某手合い係(確かS木君だったと思う)に名前を聞くと、彼もしばらく考えこんだ後に、”あくつ だよ。”と言われ、カウンターにまとわりつく子供(G君)に急かされながら、呼び出しをした。しかし、”あくつく〜ん!あくつ…”で止まり、今度は、”名前読めん^^;”と、慌ててS木君に聞くと、”ちからですよ。ちから。フリガナ振ってあるじゃないですか(笑)”(あー、だから阿久津も読めたのね?笑)と。言われ、既にカードを取りに来た阿久津少年を前に”ゴメンね〜”と謝罪した事を思い出した。
更に追い討ちをかけるように、G君に、”手合い係なのに、お客の名前も読めないの〜?サイテ〜”と、ニコニコしながら言われたものだσ(^_^;)
更に数日後には、”さ、これ読んでください。桜井さんの天敵です。”とAさんにまでからかわれる始末(笑)
しかし、冬が近づくにつれて、パッタリと、その名前を読み上げる事はなくなった。最初に読み上げた時は既に三段くらいだったと記憶しているのだが、内田氏の話と合わせて考えると、更に昇段して奨励会に入ったからなのではないだろうか?
確か、阿久津少年が昇段した時に、G君にからかわれた反撃で、”へー、同じ”ちから”なのにこの違いは何なんだろうね!?(笑)ホラッ!サボッてないで指しなよ。”と反撃した記憶がσ(^_^;) そう、G君の名前も、力と書いてちから君だったからだ。G君はそれなりに力はあるのだが、何故かサボッて指さずに手合い係と話をしようとダラダラしてばかりだった。
そんな時の一言だったので、”もういいよ!俺の気持ちなんかわかんねーんだよ”と言いながらG君は対局に戻って行った。

当時はわからなかったG君の気持ち…だが、今なら君の気持ちも解るよ。
怖かったんだよね?負けるのが…。今思い返してみると、連勝すると良く休憩してカウンターで手合い係に絡んでたよね?
指すのが怖い…負けるのが怖くなる時って誰にでもあることだし、当時その事を解ってあげられなくてゴメンね…。

この事に気が付いたのは最近になってからである。
昨年の10月だったか?愛知県の刈谷で開催されたさなる杯の小学生大会に、中村太地先生と斎藤慎太郎先生と姫様が審判として参加し、子供の付き添いにきたご両親への講義を中村先生と姫様でされた時の質問コーナーで、とある父親からの質問。”最近子供が負けるのを怖がって指したがらなくなって…”と言うのがあった。これに対する、お二人、特に姫様からのアドバイスをききながら、やっとG君の当時の気持ちが解った気がした。
そしてその後、結構な時間、姫様と話す機会があった。内容を詳しく話す事は出来ないが…。
それを聞いて、自分の為とか、姫様に好かれたいからではなくて、姫様の為に全力を尽くそうと決心した。

将棋に対して真摯で、子供が好きで普及に一生懸命な姫様…その為なら予定がキツキツで自分が辛くても構わないという姫様…。女流棋士であるからにはタイトルも獲りたいだろうに…。
だから、姫様の時間を無駄にしようとする存在は許せないと思うようになった。それが例えファンであってもである。いや、姫様の事を中心に考えられなくて何がファンだ。そのような人にファンを名乗る資格など無い。

この件に関しては、また別途触れなければならない事があるので、その話が済んだ後に改めてしたいと思う。


雪桜

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