★乳癌の原発巣、領域リンパ節、遠隔転移 (基礎の基礎)【再掲】 | HER2タイプ乳癌ステージ3Cと闘うシングルマザーみゆ

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HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。ブログ初心者です。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

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ご訪問ありがとうございます。

癌は進行するのです、だから癌なのです。

また、
100%遠隔転移を防げる治療はありません。

進行すればするほど、遠隔転移する確率も
高くなります。
だから、
早期発見・早期手術(治療)が勧められます。

乳癌の、癌の進行や転移の仕組み
(基礎の基礎)について、
昨年の今頃、記事を書きました。

医学的な「事実」「現実」です。

怪しい治療、詐欺的治療にひっかからない
ためにも、踏まえておく、重要なこと
だと思います。

5ch掲示板の『癌闘病ブログ』と名のつく
スレッドで、まだ、
そんな医学的な常識を叩き続ける人(々)
もいるので
再掲します。


ー◆ー◆ー◆ー

(元投稿:2017年12月9日)

話を簡単にするために、大多数の乳癌である
乳管癌について書きます。
  (小葉癌、その他特殊な乳癌の方、
   ごめんなさい)

①まず、癌が乳管の中に発生します。
    乳管の中に留まっていれば非浸潤癌です。
       (ステージ0です)

   そのまま留まっていれば、転移しません。

乳管から外の組織に浸潤していけば、
    浸潤癌になります。

   浸潤して大きくなっても、それだけでは
   遠隔転移しません。

  ※原発巣と呼んでいるのは、狭い言い方では
    この部分。
    遠隔転移と識別するために言う時は
    領域リンパ節も含んで、そう呼ぶ時も
    あるかも、でも、
    リンパ節を含む場合は、正式には
    「局所」と呼ばれている。

★ 乳癌は、遠隔転移する際には、必ず、
   リンパ管か血管を通って遠隔転移します。

③まず最初に領域リンパ節である、
   「腋窩リンパ節」に転移するケースが
   大多数、と言われており

  (内側に出来た乳癌の場合は、腋窩リンパ節
   でなく胸骨傍リンパ節に最初に転移する
   場合もあるようですが、1%とかその程度の
   割合)

   なので、
   生検や手術で、腋窩リンパ節の転移の有無
   や個数で進行度合いを確認します。

   腋窩リンパ節に転移があったからと言って
   必ず遠隔転移するわけではありません。

  ※腋窩リンパ節に転移があれば、
    原発巣とは別に、
    「腋窩リンパ節郭清」といって
    リンパ節を含む脂肪ごと、取り除きます。

   原発巣や腋窩リンパ節の転移は
   手術で取り除けます。
   遠隔転移するかどうかは、
   原発巣や腋窩リンパ節を
   手術で取り除いた時に、
   既に全身に癌細胞が巡ってしまっているか
   どうかの問題で、
   全身に巡っていなければ  「遠隔転移」 
   しません。
   全身に巡っていても、  
   目に見える大きさまで増大しなければ、
   「遠隔転移」として発見されません。
   その間に、何らかの手段で
   癌を死滅できれば  「遠隔転移」しません。

    リンパ節転移は、
    腋窩リンパ節レベル1➡➡
    ➡胸骨傍リンパ節や鎖骨下上リンパ節
    と転移していくことが多いと
    考えられています。

    手術で取り除いてもらえる「腋窩リンパ節」
    と異なり、
    現在の(標準)手術では、
   胸骨傍リンパ節、
   鎖骨上(下)リンパ節は
   手術で 取り除いて
   もらえません。
     (この、手術で取り除いてもらえない
      リンパ節まで転移しているのが、
      ステージ3Cです)
      
    何故ならば、
    過去の臨床研究で、リンパ節を全部
    取り除くような手術をしても、
    生存率が変わらない、という結果に
    なっているから。
    一方、リンパ節を奥まで取ると、
    リンパ浮腫になる可能性が著しく
    高くなるから。

   ※転移の仕組みとは別の話ですが、
     手術で残さなければならない皮膚の部分に
    癌が浸潤していれば
     身体の違う部分の皮膚を取ってきて
     植皮等しない限り、
     手術で取り切れません。
     皮膚に癌があっても、それだけで転移は
     しませんが…

④リンパ節とは別に、②で浸潤した癌が
    静脈に直接浸潤して流れていくことも
    あります。

手術で取り切れない癌が残るってことは
   その残った癌から、さらに全身に巡って
   いく可能性が著しく高いってことです。
   (そこまでで止まっている「がんもどき」が
     あるのかどうかは分からないですが
     西洋医学の正論では、放っておけば、
     全身に巡って、遠隔転移していく)
   また、乳癌は身体の表面近くの癌なので
   そこで増大すると著しくQOLも悪化する
   という、 遠隔転移とは別の問題
   発生します。

⑤リンパ管や血管を通して、

  1)手術時に既に全身に巡っていたか、
  2)手術で取りきれなかった癌細胞から
     その後全身に巡っていたか、

    まだ、目に見える大きさまで増大して
    いない癌細胞のことを、
    微小転移と呼んでいます。
    タンポポの綿毛に例えて話されることも
    多いです。

    1)の微小転移を薬剤で殺そうというのが
      術前後の補助薬物療法です。

     ※1)の場合、
       全身に微小転移があるかないかは、
       生検や術後の病理検査結果の
       いくつかの指標から、
       推測するしかない。
  
      1)の目的で、
      決められている治療の術前化学療法後に
      手術で取り切れないリンパ節や皮膚に
      目に見える癌が残った、

      2)の場合、
      抗がん剤が追加できないのが、
      ステージ3Cの標準治療、
      そこから癌細胞は全身に巡っていくよね、
      それはおかしいよね、
      ステージ4で使える薬剤を使って
      癌を消す治療をすべきでしょ、
      手術で取り除いてくれないんだから、
      と、その点だけは、私は日本乳癌学会に
      再度、明確に質問・意見は出そうと
      思っています。
         ⇒
           出さずとも、医薬界はその方向で
           動いていますね。
           パージェタは5年のドラッグラグを
           経て直近で認可されました。
           ロシュ/中外さんのテセントリクの
           臨床試験に手術不能な局所進行乳癌
           が含まれています。
           このまま認可されることを期待します
           (2018/12/16追記)

ーーーーー

⑥⑤で、微小転移のあった人の癌が
    そのまま遠隔臓器、(乳癌の場合、
    骨、肺、肝臓、脳への転移が多い)
    で目に見える大きさになると、
    「遠隔転移」となります。
          (ステージ4です)

ーーーーー

私は、自分が未経験の
遠隔転移後(ステージ4)の抗がん剤治療
として、梅澤先生や押川先生、
(関先生)の「事実」記事を紹介しています。
三好先生も一部紹介しました。

  ※ステージ4でも、転移が単発で、
    手術やピンポイントの放射線治療
     (ガンマナイフやサイバーナイフも含めて
       書いています)
   であれば、根治もアリでしょう。

  ※ なお、分子標的薬(抗HER2)と
      抗がん剤で完治例が出始めている、と、
      愛知がんセンター岩田広治先生は
      書かれていました。
       (完治なのか寛解なのかの見極めは、
        もう少し年数が必要と私は思いますが、
        少なくとも寛解する例は勝俣先生も
        お書きになられています)

   残念ながら、乳癌は多発転移が多い、
   樹木希林さんの言葉を借りれば  「全身病」。
   でも、樹木希林さんお元気に活躍されて
   いました、乳癌は「治っていません」が…。


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