トップ > 石川 > 12月16日の記事一覧 > 記事

ここから本文

石川

ヘラブナ 元気に育ってね 邑知潟に稚魚2万3000匹放流

ヘラブナを放流する邑知潟漁協の役員や組合員=羽咋市千路町の邑知潟で

写真

 羽咋市の風物詩である邑知潟の寒ブナ漁が漁期を迎えるのを前に、邑知潟漁協の役員や組合員十二人が十五日、ヘラブナの稚魚二万三千匹を放流した。

 稚魚は滋賀県の琵琶湖で養殖され、大きさは五センチ前後。バケツから邑知潟に放されると、元気よく泳いでいった。三、四年で三〇センチほどの成魚になるという。

 漁期は今月下旬から来年二月末まで。組合長の村俊雄さん(70)によると、ぬたや甘露煮でもおいしいが、刺し身が一番のおすすめだという。

 村さんは「昔から親しまれてきた地元の味。今年もたくさん取れて、食卓に上り、食べてもらえれば」と期待を込めた。

 放流の前には、船着き場の周辺を組合員らで清掃した。 (林修史)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索