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M-1暴言問題で上沼への謝罪をキンコン・梶原が仲介か 何も話せず仕事もない久保田と武智


「キングコング」の梶原雄太

 直接謝罪はネットで!? お笑いコンビ「とろサーモン」の久保田かずのぶ(39)と「スーパーマラドーナ」の武智正剛(40)が、「M-1グランプリ2018」で審査員を務めた上沼恵美子(63)に“暴言”を吐いた問題は表面上は沈静化したように見える。だが、このままでは久保田も武智も仕事ができないのが実情だ。そんななか、完全解決のための重要なキーパーソンが浮上した。先日、ユーチューバー“カジサック”としてデビューしたお笑いコンビ「キングコング」の梶原雄太(38)だ。いったいどういうことなのか?

 本紙で既報したように、久保田と武智は先週、上沼の収録現場に出向いて直接謝罪する意向を示した。だが2人が所属する吉本興業からこの申し出を受けた上沼が、丁重に断ったことをマネジャーが明かしている。

「久保田と武智にとって、上沼に直接謝罪させてもらえなかったことはものすごく大きな痛手。いくら上沼さんが『完全終結』と宣言しても、直接、許されたわけではないから、久保田と武智からは何も話せない。ましてSNS上での失敗(暴言)だっただけに、ツイッターなどで自分の意見をつぶやくこともできないでしょう」(お笑い関係者)

 上沼の「完全終結」は騒動にピリオドを打つ意味はあっても、正式に謝罪を受けていない以上、2人を許したことにはならない。少なくともテレビ関係者は、そう判断しているのが現状だ。

「いくら上沼さんが『怒ってない』とか『興味ない』と言ったとしても、世間的には久保田も武智も許されていない。暴言を吐いた動画が流れてしまったわけだから、テレビ局としては2人にオファーを出すことはできませんよ」(同)

 久保田と武智は、この件についてしゃべれないうえ、仕事のオファーも来ないという悪循環に陥った。

「直接謝罪して上沼さんと和解したことが公にならないと、2人を番組やイベントに起用するのは難しい。とにかく直接の謝罪を断られたのが、痛いと思います」(同)

 まさに四面楚歌となっている2人だが、こうした状況を打破するため、カギを握ると見られている人物が一人いる。それが梶原だ。

「梶原は、上沼さんのお気に入りとして知られています。上沼さんが長年司会を務める、関西テレビの『快傑えみちゃんねる』では、準レギュラーのような扱いで、ほぼ2週に1回くらいの割合で出演しているほど。あんまり出しゃばらず、聞き役にも回れるところが気に入られたようだ」(テレビ局関係者)

 上沼がパーソナリティーを務めるABCラジオの「上沼恵美子のこころ晴天」(月曜正午)でも梶原は、お笑いコンビ「シャンプーハット」のてつじと交代で、隔週で出演している。

「上沼さんは、お気に召さない相手とは絶対に共演しないことで有名。それが、テレビよりも深いトークが必要とされるラジオで相手役を務める梶原は、上沼さんによっぽど信頼されている証拠ですよ」(同)

 実は梶原は、久保田と武智とNSC大阪校の同期でもある。11月29日に放送されたテレビ朝日系「アメトーーク!」の“激動の同期芸人”の会では、久保田と梶原が一緒に出演した。

「上沼さんの怒りを鎮める役としては、梶原が最適でしょうね」(同)

 その梶原は、10月1日をもってユーチューバー転身を宣言。芸名を「カジサック」とし、ユーチューブチャンネル「カジサックの部屋」を開設したことを発表した。

「実はこのユーチューブチャンネルに期待がかかっている」と言うのは、前出のお笑い関係者だ。「地上波、特に大阪のテレビ局は今、久保田と武智に出演オファーを出せない状況にある。スポンサーの意向もありますからね。でもユーチューブチャンネルなら可能。梶原さんの番組なら、上沼さんが『じゃあ出るわ!』と言う可能性はある。ここで久保田と武智の直接謝罪が実現するかも、と言われているんです」(同)

 テレビでは無理でも、インターネット上で直接謝罪が実現するかもしれない?

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