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【グラニュース】

早大・相馬、決勝PK獲得で貢献 サッカーインカレ早大は初戦突破

2018年12月16日 紙面から

左サイドを駆け上がる相馬(右手前)=東京都北区の味の素フィールド西が丘で(牧原広幸撮影)

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 サッカーの第67回全日本大学選手権(インカレ)は15日、東京都北区の味の素フィールド西が丘などで2回戦が行われ、3年ぶり33回目出場の早大(関東第1)は北海道教育大岩見沢校に1-0で勝利した。来季の名古屋グランパス入りが内定しているMF相馬勇紀(4年)は途中出場で、決勝点につながるPKを獲得し、初戦突破に貢献した。

 グランパスサポーターも駆けつけた一戦で、「金の卵」が違いを見せた。0-0の後半5分、相手DFライン裏に出たボールに反応した相馬は、向かい風をものともせずに加速。爆発的なスピードで左サイドを駆け上がり、内側に切り込んだところを相手DFに倒された。

 「持ち味が出せた。積極的に仕掛ける姿勢がPKにつながった」

 ともに後半開始から投入された主将のFW岡田(4年、J2町田内定)がPKを決め決勝点。下級生主体で臨んだ前半は関東王者に挑む相手の勢いに押されたが、途中出場で流れを変えた。

 大学とJリーグの二足のわらじを履き、グランパスの特別指定選手として9試合に出場した。戦績は8勝1分け。不敗神話は継続したが、最終節では前半で交代させられる悔しさも味わった。

 「ジョー選手や丸山選手が涙を流すのを見て、チームを背負うというのはこういうことだと思った。自分は悔しさもあって涙を流せなかった」と、常に結果を要求されるプロの重責を身に染みて感じた。

 

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