悪業(あくごう)   作:凪K
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続きを書けそうにないので
ラストまでのざっくりしたプロットを置いておきます……




【閲覧は】続きからラストまでのプロット【自己責任で】

➀何も知らないアインズを間に挟んでの、ラシーとデミウルゴスの攻防。

 

→デミウルゴスがアインズに隠していることを突き止めたいラシーと

 どうにかしてラシーを秘密裡に抹殺したいデミウルゴスの攻防。

 

→デミウルゴスが『ラシャヴェラク作品』を探していた時、接触した画商は(一人を除いて)全員支配(ドミネート)済み。

 

→画商たちには『ラシャヴェラク作品について尋ねる客がいたら、一服盛って店に火を放て』という命令が刷り込まれている。

 

→アインズ扮するモモンは、シャルティア(もしくはアルベド)からの伝言を受けて、ひとり店の外に出る。

 

→突如、店が炎上し、アインズ扮するモモンがあわてて飛び込んでラシー救出。人間の画商は死亡。

 

※この一件から、デミウルゴスの隠し事の存在を確信するラシー。

 

➁(時系列未整理)

 

→ラシーが、アインズ扮するモモンをうっかり『可愛い』と感じてしまうイベント

 

→ラシャヴェラク作品を探しての画商巡りの間に。

 

➂(時系列未整理)

 

→ラシーが、人待ち婆さんのことを少しずつ思い出していく。

→画商巡り中はさわり程度に? (詳細未定)

 

➃➀の直後、メフィストの姿を見かけてアインズ様仰天。

 

→画商に火をつけたのがメフィストだと勘違いする(要一考)

 

→待機させていたナーベラルとラシーを入れ替えて、ナーベラルにメフィストを追跡させるか、アインズ自身が追いかけるか(どちらも難あり。要一考)

 

→メフィストは結局捕縛できず。

 

➄(時系列未整理)

 

→メフィストの一件から、アインズの気持ちが『ラシー保護』に大きく振れる?

 

➅原作ゲヘナ+ラシー

 

→メフィスト初登場はこの辺りでもいい。

 

→アインズがラシーの保護を優先させるべく、デミウルゴスを動かそうとして(もしくはデミウルゴス自身が行動を起こして)エントマ死亡。

 

→エントマを助けるのが遅れたことに、責任を感じるアインズ。そんなアインズを見てラシーへの憎悪をさらに募らせるデミウルゴス。

 

➆ラシーのナザリック入り

 

→➅の後。ツアレも既に保護されていて、原作通りメイドになっている状態。

ラシー(意識なし)を乗せて戻って来るドラゴンを悔しそうに、悲しそうに見上げているデミウルゴス。

それを渋い顔で見ているセバス(かたわらにツアレもいる)

 

   セバス「早まった真似をなさらぬように」

 

   デミ「……わかっているよ」 デミの目元に滲むくやし涙。

 

➇(時系列未整理)この作品のデミウルゴスが人間を忌み嫌う理由

 

→ユグドラシル時代、『ラーンスロット』の直後。

 ウルベルトとモモンガのやりとりを見ていた茶釜とやまいこがウルベルトの部屋を訪ねて来る。ふたりとも怒っている。

 

→入室する際、茶釜とやまいこに睨まれたと感じるデミ。動けないのでふたりに平伏できない自分を申し訳なく思う。

 

茶釜「あれ(ここでデミを見る?)どういうつもりだ」

ウル「…………」

やま「ウルベルトさんの性向(つまりノーマル、ノンケ)を責めるつもりはないけどさ……。あれはモモンガさんに失礼すぎると思う。ジョークにしても悪趣味だよ」

ウル「じゃあ俺にどうしろっての? モモンガさんに謝りに行けって?」

やま「それは――」

ウル「顔合わせるたび変な気ぃ張って、いい加減疲れてんのはこっちのほうなんだけど」

やま「気持ちはわかるけど……ギルマスだってウルベルトさんに気を遣って(自分がそっち系だということを)黙ってるんだからさ。もうちょっとデリカシーってものを」

茶釜「あんたまさか、モモンガさん切り捨てるつもりで反応試したんじゃないだろうな」

ウル「…………だったら?」

 

茶釜、ウルベルトに体当たりをかます。

ダメージはないがふっとぶウルベルト。

 

やま「次があったら、今度は私が現実(リアル)で殴りに行くから」

 

ふたりがぷんすか出ていった後。

 

ウル「あー……もうやだ。マジ人間関係面倒臭ぇ――。ギルマスが気ぃ使ってんのなんかわかってる、っつーの。なんで俺だけ」

 

デミウルゴスの解釈

「人間関係」→人間の支配に関する仕事?

「モモンガさんに失礼すぎる」→表敬を無視して人間をいたぶったとか?

「モモンガさん切り捨てる」→人間に対する意見の対立があるのだろうか。

 

ウル「人間なんか、みんな死んじまえ面倒臭ぇ。(ここから、転移の黒幕を匂わせるような発言につなげられればなおよし)」

 

人間は至高の御方々の仲を悪くさせる元凶だ、という認識につながる。

 

 

⑨ナザリックにて

 

→意識を取り戻したラシー。ぼんやりする意識のままでアインズに「帰ってきた。ずっと一緒にいよう」的なことを言う。半ば愛の告白気味に。アインズ様歓喜。

 

→ラシーは、ウルベルトだった時のことを思い出している。

 ただしアインズに対して恋愛感情はなく、仲間としての呼びかけなのだが、ここでの台詞は人待ち婆さんに向けてのもののようにも受け取れる言葉で。

 

→嫉妬に狂ったデミウルゴスが、保存しておいた絵を使う。作為的か暴発か、ラシーではなくアインズが取り込まれてしまう。

 

→アインズのHPがじわじわ削られていく描写。

 

→アインズとデミウルゴスの会話

 ➇の内容をここで語るデミウルゴス。

 ウルベルトの気持ちを改めてつきつけられて辛いアインズ様。

 

→アインズへの恋心と忠誠心の狭間で涙を流すデミウルゴス。

 涙の理由を忠誠心(ギルメンの不仲を悲しんでいる)と感じるアインズ。

 

 アインズ「お前の涙は美しいな……泣けない私の代わりに、もう少し泣いていてくれ」

 

 

→アインズの言葉を自分への慈悲だと感じて、

 作為的だった場合:アインズを解放するデミウルゴス

 暴発だった場合:アインズを救い出したいと強く願うデミウルゴス→アインズ解放(絵の方が消滅する?)

 

⑩その頃のラシーは。

 

→突然消えてしまったアインズに戸惑っている。

 

→アインズが戻って来てほっとするが

 

→アインズの中では、

『ウルベルトさんが、何ををどう間違えたって自分に恋愛感情など持つわけがない。わかっていたはずなのに、そのことをすっかり見失って(エントマしかり、デミウルゴスしかり、コキュートスしかり)シモベたちにひどいことをしてしまった』という思いが根付いてしまっている。

 

→ラシーに向けて、エターナルデスを放つアインズ。

『自分に愛を告白するような彼がウルベルトさんのはずがない』

 

⑪消滅するメフィスト

 

→電脳空間。

 ラシーの死亡を感知して、悲し気につぶやくメフィスト。

「彼らに……光はなかった」

 

→メフィストフェレスの回想へ

 

→メフィストフェレスは、運営側としてウルベルトが作ったキャラクターであり、ユグドラシル時代に唯一、自我に目覚めた存在だった。

 

→ラシーは、ユグドラシルとは別のオンラインゲームでウルベルトが作成していたアバター(現実での姿に限りなく近い)。このゲームでのウルベルトの拠点と、ユグドラシルから転移したメフィストの拠点がつながっている。

 

→転移したナザリックに、モモンガがいたと知ってメフィストの元に駆けこんで来るウルベルト。転移先へ自分を送れとメフィストに詰め寄る。

 

「あいつら(黒幕)、モモンガさんがまだ残ってたってこと俺に黙ってやがった」

 

→いぶかしむメフィスト。

 

「あなたは、あの方を嫌ってらっしゃったのではないのですか?」

「…………それとこれとは別だ」

 

 ラシーのアバターで転移する危険性を色々と説明するメフィスト。

 もし向こうで死亡したりすると、メフィストが蘇生させることになるが、与えられた設定上、代償が必要になってくる。→これが『記憶』

「俺の責任なんだからリスクは取る」と言い放つウルベルト。

 

→ところが、転移してすぐ死亡、最初に蘇生を果たした時点で運悪く、ウルベルトは『モモンガを現実に連れ戻す』という目的を忘れてしまった。

 

→それでも蘇生を果たすたび「あなたが元いた世界に戻りますか?」と問いかけるメフィストに、ウルベルトはNOと言い続けた……

 

→記憶がないにも関わらず、「探さなければ」「一緒にいなければ」「連れ戻さなくては」と思い続けたのは、本当にただの責任感、罪悪感だけの話なのだろうか?

 本人は否定しているけど、モモンガとウルベルトの間には特別な絆があるということなんじゃないだろうか、と考えていたメフィスト。

 もしかすると光に到達する何か(奇跡)を見られるかもしれない、と期待しながら、ずっとラシーを見守ってきた。

 

→しかし現実(リアル)では、ウルベルトが密かに転移し、被害者(モモンガ)を救出しようとしていたことが発覚していた。

 メフィストがウルベルトの現実での体を預かって維持管理していた場所に踏み込まれるのも時間の問題だ。

 

→ドットが崩れるように、ぼろぼろとメフィストの体も崩壊していく。

(これは黒幕側からの攻撃)

 

→光が見たかった、という言葉を残してメフィスト、完全消滅。

 

⑫ナザリックにて?

 

→(お気に入りだったのだろうに)ラシーを殺してしまって本当によかったのですか? と気づかわしげなデミウルゴス。

 本気でラシーを殺したいと思ってはいたけれど、アインズの様子を見ると心中フクザツ。

 

→「私の気の迷いだ。ただの人間より、お前たちのほうが大事に決まってる」みたいな台詞を吐くアインズ様。

 本物のウルベルトだったかもしれない、ラシーとのあれやこれやの思い出に蓋をする。(ウルベルトさんのわけがない)

 

→(時系列調整が可能なら)

 ウルベルト作の邪神像?を間に挟んで

 「ウルベルトさんが戻って来てくれたらいいな」と本気でデミウルゴスに語っているアインズ様。

 

【終わり】

 





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