鹿部町は、北海道の南端渡島半島の東部に位置し、秀麗北海道駒ヶ岳を背に洋々たる太平洋に面した噴火湾の出入口にあり、気候温暖で全国でも数少ない間歇泉のある温泉に恵まれた土地です。
噴火湾という豊かな漁場に恵まれ、町内には大小３つの漁港があり、漁業と新鮮な魚介を原料とした水産加工業を主な産業としています。 通年でタコ、カレイ、ホッケなどが水揚げされ、昆布、ナマコ、ウニなどの漁も盛んです。特に冬場は主産業のスケトウダラ漁（たらこの原料）とホタテの水揚げが、賑わいをもたらしてくれます。

また、源泉が30か所以上ある鹿部町は、温泉の町としても広く知られています。温泉（地熱）は大地がもたらす恵のエネルギーを町の人々の暮らしや産業にも有効に利用しています。
海と温泉の町・鹿部のシンボルである「道の駅しかべ間歇泉公園」は「物産館」をはじめ、鹿部の家庭料理を堪能できる食堂、地元の名産品などを使った料理体験など「学べる・食べる・遊べる」スポット。鹿部の「美味しい」を発信し、体験できる施設として人気を集めています。 道の駅しかべ間歇泉公園の敷地内には、１００度以上ある源泉のお湯を直接流し込み、その蒸気を利用した「温泉蒸し処」を設置し、鹿部町で水揚げされた魚介類や近隣町で採れた野菜などをその場で調理してお楽しみいただけます。