Twitterのリアルタイム更新機能「User Streams API」が米国時間2018年8月16日より順次廃止されていきます。それに伴いサードパーティアプリのストリーミング機能も使えなくなっていきます。
サードパーティのクライアントではタイムラインの読み込みが15分に15回に制限されていて、Twitter常駐マンとしてはだいぶ厳しい感じなんですが、Twitterのリスト機能を使うことで実質無制限にタイムラインの読み込みができるので、その方法を紹介します。
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タイムラインの読み込みが15分に15回、それは無理
先述の通り、サードパーティクライアントを使った場合、メインタイムラインの読み込みは15分に15回しか行うことができません。
このブログを見ている人の場合、この回数だとほとんどTwitterができないに等しいことと思います。
僕が使っているTweetbotやfeatherでもストリーミングが廃止されたり、通知が遅れるようになったりしています。悲しい。
じゃあTwitter公式使えばいいのでは?という話なんですが、Twitter公式だと余計なプロモーションツイートが流れたり、そもそもタイムラインが時系列じゃなかったり、勝手に人のいいねも表示させてくる(設定から非表示にはできますが)と、非常に使いづらい仕様なんですねぇ…
リスト機能を使ってタイムラインの読み込み制限をほぼなくす
Twitterにはリスト機能といって、複数のTwitterアカウントをまとめて管理できる機能があります。いうなればサブのタイムラインという感じですね。
リストは、メインTLとは違ってリストに追加さえすればフォローしていない人のツイートも流れてきます。
で、このリストのタイムラインの読み込み回数は15分に900回です。
900回/15分ということは、60回/1分、1回/1秒です。これはもう実質無制限と言っても過言ではないのではないのでしょうか。
このリストに、自分がフォローしている人全員を追加することで、1秒に1回読み込みができるタイムラインが完成するというわけですね。
あ、とはいえストリーミングのようにタイムラインが勝手に流れてくるわけではありません。ストリーミングが使えなくなったけど、まだマシな環境でTwitterを楽しむ、くらいに考えていただければと思います。
リストを作ってフォローしている人全員を追加する
実際にリストを作って、そこにフォローしている人全員を追加する手順を解説します。
一人一人地道に追加するのは時間の無駄なので、リスト管理のサービスを使います。
icotile2 (アイコタイル2) | ツイッター友達リスト管理アプリ
Twitterでサインインします。
こんな画面です。
まずはリストを作成します。Lists の横の「+」アイコンをクリック。
リスト作成画面が出るので、上から
- リストの名前(25文字以内)
- リストの簡単な説明(オプション)
- Public/Private (公開/非公開)
を入力・選択して「Save」をクリック。
続いて、Followingsをクリックしてフォローしている人一覧を表示し、右上のチェックマークをクリック。
「Sellect all」をクリックして、全員を選択した状態にします。
誰でもいいのでユーザーアイコンを先ほど作ったリスト名のところまでドラッグ&ドロップ。
これでフォローしているひと全員をリストに追加できました。
リストへの追加、削除もこのサービスからいけるので便利です。
リストが使いやすいクライアントでTwitterを楽しむ
フォローしている人を全員突っ込んだリストが完成したので、あとはリストが使いやすいクライアントでTwitterを楽しみましょう。
僕が知ってる・使ったことあるのは以下。
iOS
- Tweetbot
- feather
- Tweetlogix
- Janetter
Tweetbotなら、メインタイムラインを表示しているときに上部の「タイムライン」をロングタップし、メイン表示させたいリストを選択すると、メインタイムラインのようにリストを表示させることができます。
Android
- Taron
- Flamingo
- Janetter
- twitcle Plus
- TwitPane
特にAndroidはいろんなクライアントがあるので、自分にあったクライアントを探すのもたのしいですよ。
https://twitter.com/justawayfactory/status/1029287452094001152
R.I.P Justaway
PCだったらTweetdeckが便利
PCでTwitterをやる際はTweetdeckというTwitter公式のクライアントが便利です。
TLはストリーミングのように流れていますが、User Stream APIを使っているわけではなく、数秒に1回TLを自動読み込みすることで同じような挙動になっているようです。しかも公式だからか15回/15分の制限がない。
他にもいろいろな機能があるのでぜひ使ってみてください。
使い方は以下の記事で詳しく解説しています。